海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

海なし県から海を知る!「出前授業で海を知ろう!」~海と日本プロジェクト~

気象予報士や、山梨県立博物館、静岡県水産技術研究所伊豆分場、信玄食品などから専門家を講師に招き、山梨の子どもたちへ特別な学習機会を提供。地元の特産品となったアワビの煮貝などにも触れながら、海との歴史的な関わりを紐解きました。

2020.11.30

専門家を講師に招き、体験機会が減ってしまった児童たちへ特別な学びの機会を設けました。山梨の特産品・アワビの煮貝など身近な話題も取り上げながら、山梨県と海が様々な面でつながっていること、一人ひとりの海を守る行動が大切なことを学びました。

コロナ禍により修学旅行など様々なイベントが中止となった児童に向けて、山梨と海との関わりや海についての専門家を招待(一部オンライン出演)し、児童らに特別な学びの機会を提供することを目的に実施しました。

日程
2020年9月9日、9月10日

参加人数
小学校6年生 計141人

主催
海と日本プロジェクトinやまなし実行委員会

協力
山梨日日新聞社、アドブレーン社、山梨県立博物館、信玄食品、静岡県立水産技術研究所伊豆分場、NNS

海のない山梨だけど海とは近い関係!?

山梨と海との関わりを山梨県立博物館の森原明廣学芸課長に解説いただきました。講演では、山梨県民がなぜ昔から今にわたって海産物が好きなのか、駿河湾で獲られた海産物をいかにして山梨県まで運んできたのかなど歴史的資料を用いながら解説いただきました。
海なし県山梨の児童にとっては遠いように感じる海と山梨県の距離感も意外と近いという解説を興味深そうに聞いていました。
※写真は駿台甲府小学校での講義の様子。

山梨の特産品「アワビの煮貝」の今昔を学ぶ

昔と今のアワビの煮貝について講義をしたのは、アワビの煮貝を製造する信玄食品です。講義では、海産物であるアワビがなぜ山梨で特産品となったのか、昔は静岡県で獲れていたアワビだけを使っていましたが、流通の発達により、世界中のアワビが今や煮貝として使われていることなどが説明されました。また、MCによる世界各国のアワビの煮貝の食べ比べも行われました。
※写真は駿台甲府小学校での講義の様子

静岡県から現在の海の環境についてオンライン講義

静岡県水産技術研究所伊豆分場の伊藤さんには、新型コロナウィルス感染防止策の一環としてオンラインシステムを使ったうえでの講義を行って頂きました。伊藤さんには普段海とあまりかかわりがない山梨の児童に対して今海でどうのような環境の変化が起こっているかやアワビの漁獲量の推移など山梨ではなかなか知ることができない事柄について広く解説頂きました。
※写真は山梨学院小学校での講義の様子

クイズや体験で海と天気の関係を知る

気象予報士の宮田雄一郎さんにご紹介いただいたのは、海と天気との関係です。講義では、解説のほか、積乱雲ができる様子を実験動画で紹介したほか、天気と海に関わるクイズを取り入れ、児童が体験できるようなシステムでの講義を行いました。
※写真は山梨学院小学校での講義の様子

参加者の声
・ヘルメットサイズのアワビがあると知れて驚いた。
・一人一人海を守る行動しないといけないと思った
・天気が海と関係しているとは知らなかった。
・一人の気持ちのゆるみが海洋汚染につながるとわかった。
・アワビの煮貝についてよく知らなかったけどこれを機にて食べてみたいと思った
・山梨と海が様々な面でつながっていると知れてよかった。
・昔から海から山梨に海産物を運んでいたことに驚いた。
・縄文時代には魚や貝を山梨で食べられていることに驚いた。
・アサリの購入金額一位については知らなった。
・アワビの煮貝の歴史が知れてよかった。

配布資料
・学びの手帳(別添)

メディア掲出
・9/09 YBSニュース(11:40~11:45)
・9/09 YBSワイドニュース(18:15~18:55)
・9/11 山梨日日新聞


イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:141人