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池田市立五月丘小学校で「かい君のさがしもの」を使った授業を実施しました!

ICT紙芝居教材を活用した授業を池田市立五月丘小学校にて実施。紙芝居は生物の多様性や海のごみ問題に触れる内容で、俳優が講師として読み聞かせにも参加。児童生徒から俳優に向けて海に関するクイズを考えて出題するなど、海の素晴らしさや不思議を主体的に学びました。

2022.02.10

一般社団法人アートをコアとしたコミュニケーションデザイン大学コンソーシアムは、開発したICT紙芝居教材の授業実践の一環として、11月22日にICT紙芝居教材「かい君のさがしもの」を活用した授業を池田市立五月丘小学校にて実施しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
小学校の授業にて、ICT紙芝居教材「かい君のさがしもの」を用いた授業実践を行いました。
日程
11月22日(月)11:40~12:25
開催場所
池田市立五月丘小学校
参加人数
小学校3年生48名
協力団体
劇団衛星

「海」を題材にした物語の読み聞かせ

俳優が講師として実際に教室へ赴き、ICT紙芝居教材「かいくんのさがしもの」の上演をベースとした授業実践を行いました。
ICT紙芝居教材の特徴としては、デジタルの大画面に紙芝居を投影し、上演できるという点があります。紙芝居のように画像を送り、音声・音楽に合わせて俳優と教員が役を分担して読み聞かせを行いました。その後、海に関するクイズを児童生徒から俳優に向けて出題してもらうことで「海」について主体的に考えることができる授業設計です。
「かい君のさがしもの」では小学生のかい君が貝になって海の中の様々な生き物と出会います。その中で、生物の多様性や生命の誕生、海のごみ問題に触れられる内容になっています。児童からは掛け声や笑い声が挙がり、興味を持って読み聞かせを楽しんでいました。また、読み聞かせ後のクイズ出題でも積極的に手が上がり、授業時間内には一部の児童にしか発表してもらう時間を取れませんでしたが、事後アンケートとともに海のクイズを提出してもらい、多くのクイズが子どもたちから寄せられました。
授業後にも俳優や教員に「海」についてのクイズを出題したり、物語の感想を言ったりする児童の姿が見られました。

「海」を心で感じてもらう

今回の授業は、海の素晴らしさや不思議さを感じ取り海を大切にするきっかけ作りとして取り組みました。道徳における自然愛護にも通じる内容であるとともに、海について「体感」できるような内容を目指しました。
今回教員にも読み聞かせに参加してもらったことで、生徒の興味をより引き付けることができました。また、これまでの実践で、読み聞かせ後に「楽しかった」「おもしろかった」と言った感想にとどまってしまうことや、物語内に出てくるクイズづくりについて子どもから質問がでたことがありました。このことから、読み聞かせ後にクイズを出題してもらう取り組みを行っています。クイズは楽しめるツールであり児童の積極的な参加があるとともに、出題者としてその問いに向き合い、さらに出題された側の児童もその問いに興味を持つことができると考えています。また「海」について学んだこと・興味を持ったことを家庭でも会話に挙げてもらうことを期待しています。

参加した子ども・保護者からの声

・海は海でも生きていけない生き物もいるし、それがごみによって死ぬというのはとても悲しいと思いました。
・紙芝居が面白かったし、すごいな~って思いました!あと、ウミガメの心の中を考えることも楽しかったです!海について検索したときに、ウミガメにごみが大量に絡みついてる写真をみて、可哀想だなあ・・・と思いました。ごみをなるべく減らそう!
・人間が出したごみであるプラスチックが、人間以外の生き物に被害を与えていることを知りました。ウミガメやほかの生き物も暮らしやすくするために、いろんな工夫ができそうだと思いました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:48人