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ウェールズの高校生と釜石の中学生が海での安全・海洋プラスチック汚染について学ぶ国際交流!Atlantic Pacific Japan 「APクラブ」を開催しました!

一般社団法人 Atlantic Pacific Japanは、Atlantic Pacific Japan APクラブ ~海と日本PROJECT~を開催。英国ウェールズの高校生と岩手県釜石市の中学生がオンラインで国際交流を行い「海」に対する興味・関心を高めました。

2022.03.23

一般社団法人 Atlantic Pacific Japanは、2021年9月から2022年2月にかけて、Atlantic Pacific Japan APクラブ ~海と日本PROJECT~を開催いたしました。英国ウェールズの高校生と岩手県釜石市の中学生(釜石市内の中学校での実施)がオンラインで国際交流をしました。海が近くにあるという共通点をもつ同世代の中高生が、地域や言語の壁を超えて「海」に関することについてお互いから学び合うプログラムで、近年ますます深刻な問題になっている海洋プラスチック問題とプラスチック削減、また海で安全に過ごす方法について考えながら「海」に対する興味・関心を高めました。Atlantic Pacificは、海について深い理解を広める事で私たちの海の未来を保証すると信じています。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
海での安全や海洋プラスチックについて学ぶ国際交流
日程
2021年9月27日、28日、10月14日、10月27日、2022年2月15日、18日
開催場所
オンライン(Zoom)
参加人数
釜石からの参加者120名、イギリスからの参加者40名 合計160名

海で安全に過ごす方法について

海などの水辺で安全に過ごすための世界共通の4つのルールである「Stop and Think」「Stay Together」「Float」「Wave and Call for Help」をジェスチャーを用いて学びました。ウェールズの高校生のプレゼンテーションを聞いた後、釜石の中学生は全員で声を揃えて4つのルールを復習したりと、活気溢れる交流の時間でした。また、15℃以下の冷水に入った時に体に起こる冷水ショックやそれの対処法についてウェールズの高校生からの説明を受けました。釜石の中学生は、この交流を通して、海を楽しむための知識を楽しく学ぶことができた様子でした。
国連で世界的溺水への対策が議論されるなど、世界的な溺水・溺死がますます深刻になっている今、若い世代の一人一人が海辺・水辺での安全や救命救助について知るための教育は欠かせません。

海洋プラスチック汚染とその削減への取り組みについて

「海洋汚染」とは何なのか、その原因、それによって今起こっていることについてウェールズの高校生からのプレゼンテーションを聞きました。そして、海洋プラスチックを減らすにはどうすれば良いのかを全員で考えました。英語での交流の中、真剣に話を聞き、交流の最後には釜石の中学生から質問も上がりました。
また、釜石の中学生が行っているSDGsに関する取り組みについて発表があり、ウェールズの高校生がコメントやアドバイスをする時間もあり、同世代の中高生が地球、特に海の未来のために真剣に考えを共有することができる時間になりました。
Atlantic Pacificは溺水の影響を受ける人を減らすために設立されましたが、活動を通して団体として海の中や周りの命についてより深い理解を得ました。それを活かし、水辺で安全に過ごすための知識だけではなく、気候変動や自然災害などの世界中で起きていることについても情報を発信し中高生に学びの場を提供しています。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:160人