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~もぐって、みつけて、かんがえる~水中ドローンを体験操縦して、「海のいま」について考える【水中ドローンで知る「私たちの海」in 青森】を開催しました!

陸奥湾に面した平内町・土屋漁港で子どもたちが水中ドローンを操縦して地元の海の中を覗く体験イベントを開催。撮影した映像を見ながら詳しく調査し、グループディスカッションで活発な意見交換がなされ、海を守り、海を育て、海を作っていけばいいのか考えました。

2021.11.10

一般社団法人日本水中ドローン協会(運営:大坂組・水中ドローンスクール青森校)は、「ブルーエコノミーの啓発活動」の一環として「水中ドローンで知る私たちの海in青森」を平内町・土屋漁港で2021年10月9日に開催しました。

平内町は、陸奥湾に面しており、養殖ホタテ水揚げ高日本一の生産量を誇っています。
そのホタテは、緑豊かな山々から流れ込んだミネラル豊富な水をはじめとする、様々な恵みがホタテを育ててきました。しかし、近年、様々な環境の変化で、海は汚れ、生き物にとっても住みにくい状況になりつつあります。

海辺で育ち、常に海を見て、海を感じてきた子供たち。しかし、海の中深くを見ることは、ほとんどありませんでした。子供たちは、水中ドローンを直接操縦し、地域の海を見たとき、大きな歓声を上げるとともに、瞬きをするのを忘れるくらい海の中を凝視し、いろいろなことを感じたようです。そして、どうすれば「海を守り、海を育て、海を作っていけばいいのか」を考えるきっかけになったようです。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
水中ドローンで知る「私たちの海」in青森 水中ドローン体験会
日程
2021年10月9日
開催場所
土屋漁港、土屋コミュニティセンター(平内町土屋淀川地崎)
参加人数
6名
協力
平内町教育委員会、平内漁業協同組合

ちびっ子操縦士が、水中ドローンで海中探査!~見るモノすべてが大発見!?

参加した子供は、全員初めて水中ドローンを操作したが、大学生の指導のお陰で、あっという間にうまくなり、水中ドローンで自由に海中を調査・撮影していました。
撮影したデータは、各グループのパソコンでチェック。自分たちが撮影した映像を見ながら、海がどのようになっているのか、詳しく調査。撮影の時は、気がつかなかったことが沢山見つかり、メモを取りながら、海の調査探検隊として、目を輝かせていました。
グループディスカッションでは、「今の海は」「なぜ、こうなったの?」「目指す海は!?」「そのためにはどうすれば!?」等について、大学生がリーダーとなって、活発な子供たちの意見交換がなされました。
最後にグループ毎に、自分たちが住んでいる地域の海について、どうすれば「海を守り、海を育て、海を作っていけばいいのか」について発表があり、確実に未来の海について考える機会になったと思います。
また、ディスカッションの中で、「今回の企画を続けることが、きれいな海を作ることにつながると思う」という言葉を聞くことができ、今回の事業の趣旨が、多少なりとも子供たちに伝わったのではないかと感じております。
 
 

パネルディスカッションの様子

水中ドローンからの映像を見た後は、『今の海って』『なぜ?』『海を守り、海を育て、海を作るためには』『未来の海は!』について、みんなで考え、大きな一つのパネルを完成!
 
 

参加した子ども・保護者からの声

・水中ドローンの操作が楽しかった。
・SDGs14のことがとてもよくわかった。
・どうやって海をきれいにできるかを考えることができてよかった。
・海にはごみがいっぱいだった。せっきょく的にひろいたいと思った。
・水中ドローンでごみを見つけたけど、思ったよりきれいだった。
・将来、水中ドローンで、ごみをさがすことができると思った。
【保護者の声】
・海の様子をたくさん知ったうえで、今後、更に海や生物に興味をもち、好きになると感じた。
・今回のイベントを通して、海への関心が高まった。
・その場で知り合った仲間たちと一緒に活動していたことがビックリしました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:6人