香川県三豊市で小学生向けに海のお仕事体験プログラム(詫間カキの販売体験)を開催しました!
小学生向けに香川県三豊市で、海のお仕事体験プログラムとして詫間カキの販売体験会を開催。漁師さんに商品の特徴や仕事を教わり、販売会議を経て販売会に臨みました。プログラムを通じて地域の魅力を知ることができ、貴重な学びの場となりました。
2022.01.28
NPO法人イドバタは、香川県三豊市で小学生向けに海のお仕事をより身近に感じてもらうために、2021年12月5日に小学生向けに海のお仕事体験プログラムとして、箱裏マルシェでカキの販売体験会を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
小学生向け海のお仕事体験プログラム(詫間カキの販売体験)
日程
2021年12月5日
開催場所
詫間漁協カキ作業場・箱浦ビジターハウス
(香川県三豊市詫間町詫間)
参加人数
20名
伝えたい地域の魅力
12月5日に詫間カキを販売する前に、11月23日にカキの出荷作業場を見学しに行き、詫間漁業協同組合のカキの養殖事業者の漁師さんにこれから販売しようとするカキがどのような特徴があり、どのような思いで漁師さんが仕事をしているのかを教えていただきました。商品を売るにはその商品の製造者の方の想いも含めてよく理解する必要があるためです。
見学後には漁師さんに教えていただいたことをもとに、12月5日の販売会議を行い、どのようなお客さんに買ってほしいか、どのようなパッケージ(梱包)や価格だと買ってくれるか等を議論し、参加者全員でパッケージ案と店頭に貼るPOPを作成しました。
「地域の魅力を多くの人に伝えたい。」「頑張る漁師さんを応援したい。」という想いを込めて取り組みました。
完売御礼
参加していただいた20名の小さな店長たちのおかげで詫間カキ50kgを完売することができました。営業、計量、会計、お客様対応(行列整理)と役割を分担し、一つのチームとして完売を目指して頑張った結果です。多くの人に詫間カキを味わっていただくために一人あたり1kg限定の購入制限を設けたにも拘らず、1時間半程度で完売となりました。
今回の販売体験を通じて、「地域の魅力であるカキのことをよく知ることができた」、「地域の方々と話すことができて楽しかった」、「新しく友達ができた」、と感想がありました。もっと売りたかったとの声もありましたが、12月は年末年始の予約が多く売りたくても仕入れることができない状況でもあり、モノがあふれている今の時代では珍しい貴重な学びの場となりました。
今回のマルシェが行われた香川県三豊市詫間町の箱地域は荘内半島の先端に近く、かつては箱地域の小学校に荘内半島の先端の子どもたちが通っておりました。その小学校が廃校になってからは地域で子どもを見かけることも少なくなっていたこともあり、マルシェ会場の来場者や出店されていた他の事業者の方々より次回出店につきましても応援のお言葉をいただきました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:20人