今治海kids倶楽部 海が大好き!~海と日本プロジェクト~
海の未来を自ら考え行動できる人材を地域で育てる今治海KIDS倶楽部が、今年も小学生とその保護者に向けて海や港に関する各種ワークショップを開催。海を楽しむ体験を通じて海への興味を喚起しています。約4割がリピーターという人気ぶりで参加者たちの興味も深化しています。
2021.10.08
海の未来を自ら考え行動できる人材を地域で育てる今治海KIDS倶楽部が、今年も小学生とその保護者に向けて海や港に関する各種ワークショップを開催。海を楽しむ体験を通じて海への興味を喚起しています。
未来の海はどのようになっていくか、これからの海と人との関係はどのようになっていくか、自ら考え、選択し行動する力が求められています。このような子どもを地域で育てるには共通認識を有し連携する体制が必要不可欠である。イベントを通して団体間が連携する人材育成の仕組みづくりを実践します。
日程
2021年7月25日
開催場所
今治市虎ケ鼻海岸
参加人数
222人(小学生127人、保護者95人)
主催
特定非営利活動法人今治シビックプライドセンター
協力
株式会社ありがとうサービス、愛媛県漁協協同組合 今治支所、神戸税関松山税関支署今治出張所、ビーチクリーンしまなみ、よってこ今治、海上自転車競走
13のワークショップを開催
今治海KIDS倶楽部の目的は、子どもさんらに海の楽しさを感じてもらい「海の人材育成」のコトづくりを目指しています。
今年は13の海や港に関するワークショップを用意しました。子どもさんらは午前・午後に2つの体験を行いました。127名中54名がリピーターで42%にのぼり興味の深化につながっております。
今年初開催の3つのプログラムも好評
今年初めての試みは海上自転車体験・ねりものをつくってみよう・流木で一輪挿しをつくろう!の三つ。
海上自転車は会場を織田が浜に移動し午前、午後24組の親子が体験しました。
「子どもと一緒に海上自転車を体験しました。思っていたより海の上にはスリルがあり、子どものほうが恐怖心なくチャレンジしてました。楽しかったようで集中していました」という感想があり、親子で共通の体験をすることで海への興味を繋げるのがならいです。
中学生ボランティアも募集
今年は小学生だけでなく興味を中学へとつなげる試みとして中学生ボランティアを募集したところ、7名の参加がありました。参加理由として「海に興味がある」「魚に興味がある」という声がありました。
参加者の声
・船舶管理の仕事体験では地図や様々な資料を使いわかりやすく説明してくれていました。
・プラスチックごみを減らしたいと思いました。
・親子で体験できるようなどんどんこのようなイベントを企画してほしい。
・パナマの人と生の英語のコミュニケーションができた。
・ヨットにのれてとてもうれしそうでした。中はすごく豪華でした。
・普段できないことが体験でき、また知らない人の中に入って行動することが成長もあるだろうし、今後も新しい体験を取り入れてほしい。
・税関はすごいお仕事をしているんだなとおもった。わるいクスリがあるとわかった。
・漁にいって気持ち悪かったけど、魚がいっぱい取れて元気になった。たいとかにをもらった。
・魚をとるのにあみをのばすときおとがおおきくてびっくりした。
・流木で一輪挿しをつくって、古くてもすごいものにできることがびっくりしました。
【中学生】
今回、僕は小学生と共に海の海洋プラスチック問題について学びました。
小学生が海のゴミを拾い、それぞれ自分なりに真剣に考えている姿を見て海洋プラスチック問題について考える第一歩を踏み出しており、もっと興味を持って欲しいなと思いました。海洋プラスチックが海洋生物に影響を及ぼすということについて学ぶことができ、良い時間となりました。小学生の海洋プラスチックについて考えるサポートができ、よかったです。また、感謝のお言葉を頂くことは僕にとってとても嬉しかったです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:222人