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大学生35名が参加 岡山県備前市日生諸島大多府島で3/18清掃活動を行いました

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトに、ユースによる海洋ごみ対策キャンペーンを開催。岡山県備前市日生諸島での清掃活動などを通して「里海」保全を目指しています。

2022.03.31

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトに、ユースによる海洋ごみ対策キャンペーンを行っています。若い世代がアクションを起こすことで、社会に問題提起していくとともに、参加者自身の学びの場としていくことを目指しています。

3月17日から20日まで岡山県備前市日生諸島で清掃活動のほか、カキ殻を叩いて肥料にするお手伝いや、オリーブの木を使ったお箸作り、カキ養殖の際に使用するマメと呼ばれるものを竹で作るなどの作業を行いました。当協会では、これらの活動を通して「里海」保全を目指しています。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日時
2022年3月18日(金)9:00~17:00
場所
岡山県備前市日生諸島大多府島
参加人数
大学生35名、職員2名、備前市関係者2名

瀬戸内海の離島で清掃

朝、頭島から定期船で10分の場所にある大多府島まで移動しました。船内からは瀬戸内海の多島美が見ることができました。
到着すると、2グループに分かれて海岸を清掃。干満差があり、多くのごみが高い場所に漂着していました。
雨が降っている中での活動でしたが、日生諸島の人々の生活の中心である海を守るために、一人ひとりが清掃活動を行うことへの目的意識を持って活動に臨みました。
休憩時間では、効率良くごみが拾えるように、午前の反省点を挙げ、午後の活動に活かせるような話し合いをしました。
午後からも午前に引き続き海岸清掃を行いました。雨の中でしたが、午前中に見つかった反省点を生かし、各々が役割を把握して清掃に励みました。
日生諸島ではカキの養殖が盛んです。イカダにカキを吊るす際、一つひとつを密接にせずに連ねるため、間にマメと呼ばれるプラスチック製のものを挟んで養殖を行います。活動の後半は、マイクロプラスチックの原因ともなっているマメを拾うことに専念しました。
日生諸島にとって海は大きな資源です。小さく軽いマイクロプラスチックを海の生物が誤飲して死んでしまうこともあり、結果として大切な資源が失われるということに繋がります。海岸清掃を通して、岸に打ち上げられたあらゆるプラスチックごみの多さを実感し、海洋ごみへの意識も高めることができました。
雨が降る中でのごみ拾いは大変でしたが、達成感をもって終えることができました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:39人