「第2回うみまなびオンライン講座 ~海と日本プロジェクト~」 7月11日に開講しました!
海や河川について考える、九州大学の教授陣による高校生向け第2回オンライン講義を開催しました。ドローン映像など最新のツールを用いて海にまつわる疑問を調べたり、海洋プラスチックの行方など研究が進む分野についても紹介しました。
2021.09.22
九州大学うみつなぎ九州は、高校生に海や河川についての教養を身に着けていただくため、2021年7月11日に第2回うみまなびオンラインを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
うみまなびオンラインは、九州大学の教授陣が海や河川にまつわる話を社会・経済・文化などと関連付けて講義する高校生向けの座学です。今回は九州大学の准教授で、本プロジェクトの総括プロデューサーでもある清野聡子准教授と、同じく九州大学の小宮哲平助教による講座を行いました。
日程
2021年7月11日 13:00~16:00
開催場所
オンライン(ZOOM)
参加人数
30アカウント(うち中高生 30人)
オープニング
オープニングでは、本日の予定をお伝えするとともに、復習として第1回うみまなびオンラインで配信した動画を再度配信しました。
講座③ 夏休み!九州の海をみんなで調べよう!
海には波が打ち寄せ、砂浜があります。川と違い、薄くて平らな石が多く落ちています。海にまつわる様々な疑問を、ドローン映像や国土地理院の地図など、最新のツールを用いてアプローチしていきます。
中継 糸島市野北から
多くの人でにぎわう糸島市野北海岸。しかし、その波は少しずつ移動し、海岸にも大きな影響を与えています。中継では、そんな野北海岸の波の動きや浜崖といわれる現状を、地元で海岸の清掃活動を行っている篠隈哲也さんと小津智一さんをゲストに迎え、現場からお伝えしました。
講座④ 海と廃棄物の関係性について
日本のごみは90%以上が焼却処理されていますが、塩分を含む海ごみを焼却すると、焼却炉が腐食してしまいます。海洋プラスチックはどこに行くのか?現在研究が進んでいる分野の話を、清掃工場内の映像などと共に紹介しました。
今回も多くの学校関係者や高校生に参加をしていただき、好評のうちに終了しました。次回は2021年9月5日(日)の開催を予定しています。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:30人