15人が参加!島根町野波でLet’s enjoy Beach Clean & Bangladesh Culture!! を開催しました!
強風により中止されたビーチクリーンイベントに代えて、海ごみでつくるアート作品の展示や、バングラデシュ出身メンバーの祖国の話を紹介し、世界共通となった海洋ごみ問題の現状を知る交流イベントを開催しました。
2022.02.10
しまねLINKは、同じビーチクリーン活動をしている島根県松江市島根町と鳥取県大山町との新たな交流をはかるため、また、島根町と同じ海洋ごみの問題を抱えているバングラデシュについて、バングラデシュ出身のメンバーがビーチクリーンを通して感じたことについて楽しく学びながら知ってもらうために、11月23日にLet’s enjoy Beach Clean & Bangladesh Culture!!を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
ビーチクリーンと国際交流 ~バングラデシュ~
日程
2021年11月23日
開催場所
島根県松江市島根町野波
参加人数
ビーチクリーン:強風のため中止
海ごみのアート作品展示:21人、
国際交流:15人
協力団体(敬称略)
紅花有紀、LOCOBLUE、山陰だんだん屋台村、木料キレイPROJECT実行委員会
島根町と大山町、島根町とバングラデシュがつながる
島根町と大山町を結ぶ「地域つながるイベント」として、大山町と同じ時間に実施する予定であったビーチクリーンは強風のため中止となりました。廃校で行った海ごみのアート作品展示では、その場で自由にアートを制作するコーナーで「鳥取県」を表現する方もいらっしゃいました。国際交流では、バングラデシュランチをいただきながら、島根とバングラデシュの海の違いをしまねLINKメンバーのトマさんにお話しいただき、交流しました。参加者の方からは、「バングラデシュという国について部族や環境問題など様々な角度から学ばせていただきました。」「ごみについての意識が高まりました。」などというお声をいただき、いずれも素敵なイベントになりました。
「地球の海を守りたい」という想いは人と人とをつなぐ橋となる
今回のイベントでは、2つのきっかけづくりを大切にしました。1つ目は、島根町の海洋ごみの現状を知っていただくきっかけづくりです。本来予定していたビーチクリーンをすることはできませんでしたが、廃校を活用した海洋ごみと海洋ごみアート作品の展示では、島根町にたどり着く海洋ごみを実際に見て触れていただきました。また、お子さまから大人まで幅広い世代で楽しめるアートを通じて、楽しみながら現状について知っていただきました。2つ目は、バングラデシュの海を知るきっかけづくりです。バングラデシュでは日本と同じように海洋ごみの問題を抱えています。島根でのビーチクリーンや海洋ごみの現状を伝える活動を行っているバングラデシュ出身の方による、自らの経験を基にした自国を伝える生の声はとても大切なものです。島根町とバングラデシュという新たな文化交流に加え、海洋ごみについての交流が生まれました。「地球の海を守りたい」という想いは国を超えた人と人とをつなぐ橋になります。たくさんの国のカラーや個性が加わり、この橋がさらに大きく美しいものになるよう、生まれたつながりを大切にして今後も世界の海を知るきっかけづくりを行っていきたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:36人