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クイズ学習や真鯛釣り体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育む 大分県の豊後水道での体験ツアーに10名の親子が参加しました!

豊後水道で小学生を対象にした「親子のための大分の海を学ぶツアー」を開催しました。クイズ形式で海の問題を学習するとともに船釣り体験も実施。今回はビギナー向けとして開催し、関心がなかった子供たちにも海や魚を愛する気持ちを育む機会となりました。

2021.06.25

Mfisea(エムフィッシャー)は、日本の海が直面している問題をクイズ形式で楽しみながら学習するとともに、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育むイベント、「親子のための大分の海を学ぶツアー」を2021年6月13日に開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日程
2021年6月13日(日)6:00~15:00

開催場所
Fishing美英  大神漁港(大分県日出町大神5477)

参加人数
10人

親子のための大分の海を学ぶツアー

小学生を対象に「親子のための大分の海を学ぶツアー」が関アジ・関サバでも有名な漁場、豊後水道で実施されました。当日は、クイズ式の講義を通じて現状の海の抱えている問題(漁獲高の変化やマイクロプラスチック問題など)を学ぶだけでなく、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験が催されました。実際に自らが釣り上げた魚に触れることや現在海で起こっている問題を認識することにより、海への愛情や関心度が高まったイベントとなりました。イベント中、海の上に浮いているペットボトルをみた子供たちからは「パパ、あれもプラスチックごみとして海に流れているんだね」といった現状の海ごみ問題に関心をいだくような声が聞かれました。また、海の上で偶然に遭遇したトビウオの群れたちの滑空の様子や海に浮かぶクラゲなどをみて「あそこをみて!」といった声も聞かれ、大興奮の様子でした。
 

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれており長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。任意団体Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”をMissionとして活動しています。
「親子のための大分の海を学ぶツアー」は実体験として海や魚に接し、海を愛する心を育むとともに現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがありました。特に今回は小学生向けで且つビギナーでも敷居の低いイベントとしたことにより、いままで関心がなかった子供たちの意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も”海愛教育(うみあい教育)”の場を設けることにより、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:10人