漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう!「離島ビーチクリーン in 壱岐島」に20名の方が参加しました!
長崎県壱岐市で普段知ることのない離島の海洋問題を、ビーチクリーンを通じて学ぶ体験学習イベントを開催。親子や学生が参加し、楽しくごみを拾い集めながら日本の海が直面している問題を実体験として学び、海への関心を高めました。
2021.11.05
任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、2021年9月25日(土)に「離島ビーチクリーン in 壱岐島」を開催いたしました。このイベントでは、”漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう”をテーマに、普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題についてビーチクリーンを通じて体験学習をします。海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識することができるとともに、海洋ごみ問題が地球上に住む一人ひとりにとっての共通課題であるということを学ぶきっかけとなりました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題について、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識するイベント、また美しい海を目の当たりにして海への愛を育むイベント
日程
2021年9月25日(土)12:00~14:00
開催場所
長崎県壱岐市芦辺町清石浜(くよしはま)
参加人数
20名
離島ビーチクリーン in 壱岐島
親子や学生を対象に「離島ビーチクリーン in 壱岐島」が長崎県壱岐市で実施されました。当日は、親子連れを中心とした参加者でした。子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。子どもたちは、ときおり海の中で遊ぶ様子もみられ、楽しく海洋ごみ拾いを楽しめた様子でした。
参加いただいた壱岐市役所所員の方からは「壱岐島は外国からの海洋ごみの量が非常に多く、日常的な活動として一人ひとりがビーチクリーン活動をすることが非常に重要なことで、大変ありがたい」という声もいただきました。また、身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れていました。海への関心を高める良い機会になったものと考えております。
海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる
四方を海で囲まれており長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。任意団体Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”をMissionとして活動しています。
「離島ビーチクリーン in 壱岐島」は実体験として海洋ごみに接し、現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがありました。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:20人