裸足で歩けるくらいビーチを綺麗にして、海を愛する気持ちを育もう! 「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン ~Walking barefoot~」50名の方が参加しました!
子供たちが思いっきり走って楽しめるビーチにすることを目指して、大分県別府市の別府的ヶ浜公園でビーチクリーンを実施しました。親子や学生、実業団サッカーチームなどさまざまな方が参加。ごみ拾いを通じて海が直面している問題を再認識するイベントになりました。
2021.10.28
任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、2021年8月8日(日)に「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン ~Walking barefoot~」を開催いたしました。このイベントでは、”裸足でビーチを歩けるくらい綺麗にしよう!”を目標に、みんなの大好きな海を綺麗にして、子供たちが思いっきり走って楽しむことのできるビーチを目指します。海岸を歩くと、ブイや漁網などの漁業に関するごみから、ペットボトルといった生活ごみまで多くの漂着ごみが目につきます。海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識することができ、海洋ごみ問題を自分事としてとらえるきっかけとなりました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
子供たちが思いっきり走って楽しむことのできるビーチを目指すとともに、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識するイベント
日程
2021年8月8日(日)7:00~8:30
開催場所
別府的ヶ浜公園(別府スパビーチ)
参加人数
50名
別府的ヶ浜公園ビーチクリーン ~Walking barefoot~
親子や学生を対象に「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン ~Walking barefoot~」が大分県別府市で実施されました。当日は、親子連れ、大学生、ご夫婦、実業団サッカーチーム(JリースFC)など様々な属性の方が参加されました。受付看板の海洋クイズを見つけた子供たちは、海に流れ出るプラスチックごみの量が年間800万トン(ジャンボジェット機5万機分)という事実を知って驚く様子もみられました。
別府的ヶ浜公園は海洋ごみの量が非常に多く、一生懸命ビーチクリーンをしたのにも関わらず、短時間では全てを綺麗にすることはできませんでした。参加者からは「町でごみを見つけても自ら拾いたい」、「継続的な活動として海を綺麗にしていきたい」という声も聞こえ、より多くの参加者が興味関心を抱いたようにみえました。また、イベントを通じてこんなに多くの海洋ごみがあるということを改めて再認識された方もおり、海への関心を高める良い機会になったものと考えております。
海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる
四方を海で囲まれており長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。任意団体Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”をMissionとして活動しています。
「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン ~Walking barefoot~」は実体験として海洋ごみに接し、現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがありました。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人