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漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう!「離島ビーチクリーン in 対島」に11名の方が参加しました!

日本の離島が直面する海洋問題を学ぼうと、長崎県対馬市でビーチクリーンを通じた体験学習イベントを開催しました。海流や季節風の影響により外国からの漂着ごみが多い対馬での実体験を通じて、海の問題への関心を深めていました。

2021.11.26

任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、2021年10月23日(土)に「離島ビーチクリーン in 対馬」を開催いたしました。このイベントでは、”漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう”をテーマに、普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題についてビーチクリーンを通じて体験学習をします。海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識することができるとともに、海洋ごみ問題が地球上に住む一人ひとりにとっての共通課題であるということを学ぶきっかけとなりました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題について、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識するイベント、また美しい海を目の当たりにして海への愛を育むイベント
日程
2021年10月23日(土)15:00~17:00
開催場所
長崎県対馬市
参加人数
11名

離島ビーチクリーン in 対馬

親子や学生を対象に「離島ビーチクリーン in 対馬」が長崎県対馬市で実施されました。当日は、親子連れや学生及び現地の方を中心とした参加者でした。学生さんのなかにはアフリカのチャド、ネパールといった海外から来られていた方もおり、対馬で起こっている海洋ごみ問題が未来の世界で起きる可能性があることを知ると、ここで起きていることが決して他人ごとではないという意識になられたように思えました。少ない人数ではありましたが、最終的には10t袋が10個も回収することができ、いままで当団体主催で開催したビーチクリーンイベントのなかでも最も回収量の多いイベントとなりました。

参加いただいた対馬市の方からは「対馬は外国からの海洋ごみの量が非常に多く、海流や季節風の影響で海洋ごみが押し寄せてくる。こうして島外の方が訪問され、知っていただくということが非常に重要なことであり、開催してくれることに感謝している」という声もいただきました。また、参加した小学生からは「まだまだ海は綺麗になっていない、もっと綺麗にしなくてはいけない」と、片付けきれない海洋ごみをなんとかしたいという想いが込められていたように感じました。小さな子供から次世代を担う学生まで海への関心を高める良い機会になったものと考えております。

収集した海洋ごみ(10トン袋×10袋)
 

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれており長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。任意団体Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”をMissionとして活動しています。
「離島ビーチクリーン in 壱岐島」は実体験として海洋ごみに接し、現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがありました。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:11人