250人が参加! 表浜ほうべの森で第3回たはらサンドアートフェスティバルを開催しました!
砂の彫刻家・保坂俊彦氏のサンドアート作品と発達障がい児を含む地元の子どもたちの竹あかり作品をコラボレーションした展示イベント「第3回たはらサンドアートフェスティバル」を開催。ライブパフォーマンスやワークショップ、ダンスショーなど、障がいの有無に関係なく交流し楽しみました。
2021.10.29
たはらサンドアート実行委員会は、2021年8月21日(土)に、砂の彫刻家である保坂俊彦氏のサンドアート作品と発達障がい児を含む児童・生徒の竹あかり作品をコラボレーションした展示イベント「第3回たはらサンドアートフェスティバル」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
世界大会など数々の大会で優勝経験のあるサンドアーティストの保坂俊彦氏による作品と、地元の子どもたちの竹あかり作品を展示しました。また、保坂氏によるサンドアート制作のライブパフォーマンスやトークショーに加え、竹あかりワークショップに、キッチンカー、ダンスショーや景品のあるクイズ大会などを行いました。
夜には、竹あかりのライトアップを行い、幻想的な瞬間を来場者全員で、共有しました。
日程
2021年8月21日 16:00~20:00
開催場所
表浜ほうべの森(谷ノ口公園)田原市南神戸町南中島1
参加人数
250人程度
イベント当日の様子
海をフィールドとして知的・発達障がい児の居場所づくりを行なっている当委員会が、コロナ禍でも障害の有無に関係なく誰もが海や自然に親しんでもらおうと企画しました。
障がいの有無に関係なく地元の小学生を対象に、竹あかり制作のワークショップを実施。ボランティアさんにサポートしてもらいながら作品を作り上げました。
サンドアーティストの保坂俊彦氏によるサンドアート制作のトークショーやライブパフォーマンスでは、海の魅力、砂の魅力に触れ、地元のストリートダンス教室のダンスステージや景品のあるクイズ大会で楽しみました。
応援に駆けつけてくださった市長や地元議員の方からはご挨拶をいただき、視覚障がいをお持ちの歌手の方には歌声でイベントに華を添えていただきました。そして、保坂氏のサンドアートのモニュメントの周りに、子どもたちが制作した竹あかり作品を並べ、点灯。竹あかりで照らされた会場の神秘的な景色を来場者全員で味わい、一体感に包まれました。
知的・発達障がいと言われる子や疑いのある子どもたちが自然と触れ合い、多様な地域の人たちと交流できる場となりました。
海をきっかけに「誰一人取り残さない」持続可能な社会を目指す
近年では、「大人の発達障がい」などメディアでも多く取り上げられ、社会問題にもなっていますが、今この瞬間も、多くの発達障がいや疑いのある方が差別や偏見などで苦しんでいます。それはきっと多くの方が発達障がいについて知らないからであると思います。知らないからこそ無意識的に差別や偏見が起こるのです。でもそれは多くの方に知ってもらえたら変わっていくのではないでしょうか?
まず、私たちが率先して皆さんに知ってもらう機会を設け、子どもたちと関わりながら自然な姿を社会に見せて行くことで、多くの方の理解が深まっていくと思います。世間の見方が変わっていけば、特別視することもなくなっていくのではないでしょうか?私たちはそうなることを信じて今も活動しています。発達障がいや疑いのある子どもたちの「安心できる居場所」を増やしたい。それが「誰一人取り残されない」持続可能な社会に寄与できれば幸いです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:250人