「海洋都市横浜バーチャルうみ博2021」開催しました!
オンラインイベント「海洋都市横浜バーチャルうみ博2021」を7月22日から9月30日まで開催しました。20を超える企業や団体が、海の仕事や活躍する船、生き物や環境など、海を楽しく学べるコンテンツをWEB上に多数掲載。海の多様な魅力を発信し、興味をもってもらいました。
2021.11.25
海洋都市横浜うみ協議会では、将来を担う子どもたちをはじめ、多くの皆様に「海」の多様な魅力を発信するため、WEB上で、2021年7月22日(木、祝)から9月30日(木)に「海洋都市横浜バーチャルうみ博2021」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
海の仕事や活躍する船、生き物や環境など、海を楽しく学べるコンテンツ(クイズ、動画等)をWEB上で公開したオンライン形式のイベントです。
日程
2021年7月22日(木、祝)~9月30日(木)
開催場所オンライン開催
参加人数
36,774人
出展者22団体
(国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)、(国研)水産研究・教育機構、(国研)海上・港湾・航空技術研究所(海上技術安全研究所、港湾空港技術研究所)、(独)海技教育機構、(公財)帆船日本丸記念財団、東京海洋大学、東京大学生産技術研究所、(株)IHI、ジャパン マリンユナイテッド(株)、東亜建設工業(株)、(株)横浜八景島、日本郵船(株)、五洋建設(株)、内閣府総合海洋政策推進事務局、関東地方整備局(国土交通省)、関東運輸局(国土交通省)、三菱みなとみらい技術館、オーシャンネットワークエクスプレスジャパン、スコットランド国際開発庁、横浜海洋少年団、帆船日本丸を愛する男声合唱団、横浜市
バーチャル展示
20を超える企業や団体が、「うみについて学ぼう!」、「うみや船の仕事を知ろう!」、「うみの生き物や環境を知ろう!」、「うみについて体験してみよう!」の4つのテーマに沿って、海の仕事、船、研究、生き物、環境問題など、海に関わるさまざまな内容を動画やクイズ形式で学べる展示を行いました。
例えば、クルーズ船の入港の様子や朝食のレシピ紹介の動画、子どもも楽しめる「うみのものしり博士」になれるクイズ、横浜市内にある造船工場の紹介動画、横浜市と交流協力共同声明を行っているスコットランドの動画、お魚釣りセットの作り方の動画など、子どもたちや多くの方が海を楽しく学べるコンテンツを多数掲載しました。
また、横浜市のページでは、「楽しく学ぼうヨコハマsea!」をテーマに、現在世界中で問題になっている海洋プラスチックごみについての動画、ブルーカーボン※や豊かな海づくりなど海の生き物や環境を学べる動画、海のごみを清掃する清掃船の紹介動画など、海の環境問題を学べるコンテンツも掲載しました。
※ブルーカーボンとは、海洋に生息する海藻などの生き物によって吸収・捕捉される炭素のことです。
キーワードラリー(クイズ)
子供たちに興味を持って楽しんでもらうために、キーワードラリー(クイズ)を行いました。
各展示(コンテンツ)に、キーワードを示し、キーワードをヒントにクイズに挑戦して頂いた方で、正解すると抽選で300名へプレゼントしました。
期間を区切って第1弾から第3弾まで、3回応募できることとし、応募者数835名と多くの皆様にご参加いただきました。
クイズ内容
プレゼント内容
バーチャルうみ博2021を終えて
今年で6回目を迎えた海洋都市横浜うみ博は、昨年度に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からバーチャル開催となりました。
今回は、昨年度の実績を活かし、全体のイラストを「横浜を感じられるデザイン」にし、学びやすく、見やすくするために、展示(コンテンツ)内容に応じて4つのテーマに分けて展示しました。また、全国の多くの方々に、うみ博へご参加いただけるように広報を行い、さらに英語表記によるサイト紹介を追加し、海外から参加してもらえるように工夫しました。
その結果、全国47都道府県のすべてからアクセスがあり、海外からも日本を除き31か国からのアクセスがありました。昨年度よりも多くの皆様にご参加いただき、オンラインの強みである時間を気にせず、どこからでも参加できるという利点を最大限に活かすことで、子供たちに向けて広く海に関わる機会を提供し、開催の目的でもある「海」の多様な魅力を発信することや海の環境問題などに興味をもってもらうことができたと考えております。
参加した子ども・保護者からの声
アンケートの結果、当該イベントを通じて、9割以上の方が、海への興味や海の環境問題の興味が深まったと思うとご回答いただきました。
自由意見回答内容(抜粋)
・深海生物や環境問題に興味を持っています。このイベントで、海への興味が深まりました。
・私たちの身近にある海について、興味を持ち詳しく知るきっかけとなりました。まだまだ知らないことが多く、もっと知りたいと感じるイベントでした。私たちの生活に、海がどのように関係しているか(影響しているか)知りたいです。
・クイズや動画が分かりやすくてよかった。工作も楽しめました。
・子供にも大人にも興味が湧く様な内容で良かったと思います。
・どのコンテンツも興味深いものでした。子供と一緒に楽しめました。
・コロナ禍でイベントの少ない中、オンラインでもこういった物があるのはありがたいです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:36,774人