与論島のサンゴについて知ろう 20名の親子が 8/29 グラスボートに乗ってサンゴ礁を観察! 【海と日本PROJECT サンゴ礁の海観察会】を開催しました!
夏休み最後の日曜、与論島在住の子どもたちを対象に外洋のサンゴ礁を観察するイベンを開催。親子でグラスボートに乗船って出かけ、普段見ることのない外洋も与論島の海であることを認識しながら、豊かなサンゴ礁を守るために何ができるか考えるきっかけをつくりました。
2021.11.05
特定非営利活動法人海の再生ネットワークよろんは、2021年8月29日、与論島在住の児童を対象として、外洋のサンゴ礁をグラスボートに乗船して観察するイベント【海と日本PROJECT サンゴ礁の海観察会】を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
グラスボートを用いてサンゴ礁の海を観察
日程
2021年8月29日(日)
開催場所
与論島西海域
参加人数
21名(内、大人8名、子ども13名)
協力
プリシアリゾートヨロン
サンゴ事前学習/乗船前案内
普段目にしている島の海には、たくさんのサンゴが住んでいます。いつも遊んでいる海とグラスボートで行く海は何が違うだろう?夏休み最後の日曜に、お母さんやお父さんと一緒に海へ行き、いろんなサンゴを観察するためのガイダンスを聞きました。また、船に乗る前の注意点も教えていただきました。
グラスボートでサンゴ礁の海観察会
サンゴについて事前学習を終えた後、総合リゾート施設「プリシアリゾートヨロン」さんが操船してくださるグラスボートに乗船し、サンゴ礁を観察してきました。乗船直後の海はまだ浅く、死んでしまったサンゴのガレ場がある状態でしたが、サンゴ礁のリーフの外側に出てすぐ、たくさんのサンゴを見ることが出来ました。過去には浅瀬でも多く見ることが出来ましたが、現在は深場まで行かないと見ることが出来なくなってしまったサンゴを、自分たちの目で見ることができてとてもいい経験となりました。
今回はグラスボート借り上げをすることで子ども達にとってより広い海の世界を提供することが出来、親子での参加だったので、体験したことをすぐにお話して共有することができました。外洋に行く機会が普段の生活ではなかなか持てないため、「非日常」を提供しながら、外洋も与論島の海であることを認識させることを意識しました。自分たちが住む島にはまだまだ多くの豊かなサンゴ礁があること、そしてそのサンゴ礁を守っていくために自分たちには何が出来るかを考えるキッカケになれば幸いです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:21人