海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

与論島のサンゴについて知ろう 27名の子どもがグラスボートに乗ってサンゴ礁を観察しました!

与論島在住の児童27名が参加して、サンゴ礁を観察するイベントを開催しました。浅瀬では見られなくなったサンゴを観察するため、グラスボートに乗って外洋へ出かけ、与論島にまだ多くのサンゴ礁があること、守っていくために何が出来るかを考えました。

2021.06.25

特定非営利活動法人海の再生ネットワークよろんは、2021年6月12日、与論島在住の児童を対象として、外洋のサンゴ礁をグラスボートに乗船して観察するイベント【海と日本PROJECT サンゴ礁の海観察会】を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日程
2021年6月12日(土)

開催場所
与論町立那間小学校/与論島西海域

参加人数
29人(内、こども27人)

協力
プリシアリゾートヨロン

サンゴ事前学習

与論島在住の子ども達にとって、目の前に「当たり前」にある海。海の透明度や生き物達は、サンゴ礁があるおかげで生息していることを学びました。「サンゴはどのような生き物?」、「サンゴとサンゴ礁は何がちがう?」など、サンゴに関する基礎知識を学びながら、観察会前の学習を行いました。
 

グラスボートでサンゴ礁の海観察会

サンゴについて事前学習を終えた後、いよいよグラスボートに乗船してサンゴ礁を観察しました。今回、グラスボートの操船を担当してくださったのは、総合リゾート施設「プリシアリゾートヨロン」の方です。乗船直後の海はまだ浅く、死んでしまったサンゴのガレ場があり、サンゴ礁のリーフの外側に出ると一気にたくさんのサンゴを見ることが出来ました。過去には浅瀬でも多くのサンゴを見ることが出来ましたが、現在は深場まで行かないと見ることが出来なくなってしまったサンゴ。サンゴ礁を大切に想いながら、普段の生活を送ってもらえたらと思います。

これまで、体験を伴ったサンゴ学習を実施することが当法人から提供できなかったので、今回はグラスボート借り上げをすることで子ども達にとってより広い海の世界を提供することが出来ました。外洋に行く機会が普段の生活でなかなか持てないため、「非日常」を提供しながら、外洋も与論島の海であることを認識させることを意識しました。自分たちが住む島にはまだまだ多くの豊かなサンゴ礁があること、そしてそのサンゴ礁を守っていくために自分たちには何が出来るかを考えるキッカケになれば幸いです。
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:29人