海の課題を学ぶ!親子ワクワク磯場遊び体験 磯場遊びVerを開催しました!【福井県】
一般社団法人Compathは「海の課題を学ぶ!親子ワクワク磯場遊び体験 磯場遊びVer」を開催。磯場遊びをしながら福井県・三国の無形民俗文化財、海女漁体験を通して参加者の方々が海に興味を持ち、地域の歴史や風習を学んでもらうことが目的です。
2023.01.16
一般社団法人Compathは、2022年度7月~8月にかけて「海の課題を学ぶ!親子ワクワク磯場遊び体験 磯場遊びVer」を開催しました。本イベントは磯場遊びをしながら三国の海女漁体験を通して、参加者の方々が海に興味を持ち、地域の歴史や風習を学んでもらうことを目的としたイベントです。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海の課題を学ぶ!親子ワクワク磯場遊び体験 磯場遊びVer
日程
2022年7月~8月
開催場所
崎漁港 蔵の間
総参加者数
約800名(他Ver含む)
主催
一般社団法人Compath
磯場遊び海女漁体験について
磯場にはカニやヤドカリ、ヒトデなどたくさんの海洋生物が住んでおり、参加者の方々は岩のすき間をのぞいたり、実際に手に取って触れたりしていました。またイベント中には、磯場での動き方(滑りやすいので足元に注意を払うこと)や触ってはいけない危険な生き物(ハオコゼ、ヒョウモンタコなど)を伝え、参加者の方々は遊びながら学んでいる様子でした。
また、福井県の海女漁は無形民俗文化財に指定されている伝統的な素潜り漁です。イベントでは実際の海女道具(海女桶、水中メガネ、ザルなど)を用いて、海女漁の方法や三国の海女文化、海女の課題などを伝えました。参加者の方々は、大きい海女桶や見たこともない海女道具を手に取りながら、疑似的な海女体験を通じて、海洋生物の知識や地域の歴史・文化、海の課題などを学んでいただきました。
イベントを行っている現場には海洋ごみも発見され、参加者の方々に海洋ごみが海洋生物にどのような影響を与えるのか、海洋ごみはどこから来るのか、などを伝え、海洋ごみについての知識も学んでいただきました。
参加した方々からの声
・カニやヒトデを触れて楽しかった(7歳 男児)
・たくさんの海の生き物に出会えてよかった(40歳 女性)
・海女漁のすごさが分かった。(40歳 男性)
・海の問題や海女の課題を知ることができた(30歳 男性)
・磯場の危ない場所や、危険な生物を教えてもらって学びになった(39歳 女性)
まとめ
本年度の事業を通して、約800名の方が海について興味と関心を持つきっかけを提供できました。今後もたくさんの人が海に関心を持てるように、様々な切り口で海の素晴らしや豊かさを五感で感じてもらう体験イベントを実施し、次世代に美しい海を継承すべく活動して参ります。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:800人