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夏休み期間中の小学生たちが、世界の海を守るアイデアを描く 世界へ旅する絵本ボート「せかいこども海会議 in いしかわ」を開催しました!

親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会は、金沢海みらい図書館にて、世界へ旅する絵本ボート「せかいこども海会議 in いしかわ」を開催。子どもたちが絵本を通じて「世界の海」への興味を広げ、世界と協力して海を守る大切さを届けました。

2022.10.27

親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会は、2022年8月23日(火)「世界へ旅する絵本ボート『せかいこども海会議 in いしかわ』」を、金沢海みらい図書館にて開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として展開しています。

開催概要 
絵本を通じて、子どもたちの「世界の海」への興味を広げ、世界と協力して海を守る大切さをとどけるプロジェクト「世界へ旅する絵本ボート」の一環
日程
2022年8月23日(火)14:00~16:15
開催場所
金沢市立金沢海みらい図書館 交流ホール
参加人数
96名
協力団体
金沢市教育委員会、小松市教育委員会、野々市市教育委員会、かほく市教育委員会、金沢市立金沢海みらい図書館

世界を旅する水中写真家 古見きゅうさんから聞く「海の世界」と「世界の海」のつながり

「せかいこども海会議in いしかわ」は、世界を旅する水中写真家 古見きゅうさんによる海の世界についてのおはなしからはじまりました。おはなしの中で、子どもたちがよく知る海の生き物やなかなか出会えない珍しい生き物などに関するクイズを行い、会場の子どもたちからも次々と楽しい発言が沸き起こりました。
古見さんは海の中で撮影した写真を見せながら、海の生き物同士のつながりや、海の世界がわたしたちの世界と同じようにそれぞれがつながっていることを教えてくれました。そしてその海の世界が今、人々が排出するごみによって破壊されつつあること、生き物たちの住む場所が変わってきていることも教えてくれました。
投影された写真の中には、人々が排出するごみが原因で巣に戻れない生き物や、ペットボトルの上で育つ生き物の赤ちゃんなどの写真があり、参加した子どもたちからは、生き物たちの現状に心を痛め、真剣に聞く様子がたくさん見られました。
 

世界の人たちが海とどのように関わっているのかを知る、海外出身ゲストと「世界の海」のQ&Aトーク

古見きゅうさんによる世界の海のつながりに関するおはなしの次は、世界の人たちが海とどのように関わっているのかを知る、「世界の海」のQ&Aトークを行いました。
リオデジャネイロ(ブラジル)、ナタール(ブラジル)、ダニーデン(ニュージーランド)、ポーツマス(USA、バージニア州)など海沿いの都市出身で石川県在住のゲストを迎え、子どもたちから寄せられた「世界の海」についての質問に答えてもらいました。
「日本の海とのちがいをおしえて」という質問からは、リオデジャネイロ(ブラジル)では、海の女神に感謝するために毎年のお正月は必ず海で過ごすことを、「海にどんな生き物がいるの?」という質問からは、ダニーデン(ニュージーランド)では、海の生き物たちを傷つけないために海岸での花火は禁止されていることや、海岸のごみ拾いは幼い頃から続く当たり前の習慣であることを教えてもらいました。また、イベントの中で海外出身のゲスト全員が「石川県の海はとても汚い!」と意見し、参加者は驚いた様子でした。
本プログラムを通して、子どもたちは世界の人たちがそれぞれの文化の中で海に親しみを感じ、海を楽しみ、海を大切にしていることを学ぶことができました。
 

世界の海を守るために、自分たちができるアイデアを描く「せかいこども海会議」ワークショップ

最後のプログラムでは、世界の国々の海を守る取り組みについて学び、海のためにできることを考えるためのワークショップを行いました。
本イベントを通して感じたこと、自分が海のためにできることを考え、参加者同士で意見交換し、グループごとに発表してもらいました。
 

子どもたちの海を守るアイデアを、絵本にして世界のこどもたちへ

ワークショップでは「海に行くときは、ごみ袋を持っていく」や「マイバック、マイごみ袋、マイボトルを持つ」など、たくさんのアイデアが発表されました。この「せかいこども海会議inいしかわ」で発表された子どもたちのアイデアは、世界の子どもたちに届けるために、これから絵本として制作され、バッファロー(アメリカ合衆国)、ゲント(ベルギー)などの海外の姉妹都市へ送る予定です。
 

参加した子ども・保護者からの声

・自分がもし海の中に住んでいたら辛い。
・同じ生き物同士として気持ちを考えてあげたい。
・海を守りたい!
・汚い海をきれいな海にしていきたい、小さなことから自分にできることを考えたいと思います。
・ぽい捨てされたごみを見つけたら拾うようにする!
・石川の海を、世界中の海をきれいにしたいです。
・今度海に行ったらごみを拾ってきれいにしたいです。みんなが意識すると良いと思います!
・「日本の海は汚い!」と海外の方に言われたのが衝撃でした。海外の人は一年を通して海岸を使うが、日本は海水浴の時期のみですが、海のある街はもっと海岸の掃除をするべきだと思いました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:96人