親子で一緒に風力発電について「考えて」「触れる」ことで、未来の電気の作り方を学びます!「親子で作ろう!浮かぶ風車in中泊」を開催しました!
NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は、マリンパーク海水浴場・すくすくこどまり館にて「親子で作ろう!浮かぶ風車in中泊」を開催。親子で一緒に風力発電について「考えて」「触れる」ことで、未来の電気の作り方を学びました。
2022.11.02
NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は2022年9月11日(日)に『親子で作ろう!浮かぶ風車in中泊』を開催し、6組(大人8名、子供8名)の親子が参加しました。今回のイベントでは、風力発電の先進地域であるベルギーの子供向けキット(Offshore Wind4Kids)を使用し、親子で一緒に風力発電について学んで、考える機会を創出することを目的に開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
ベルギーでエンジニアとして活躍するウィリアム・ブーケラール氏、弘前大学・地域戦略研究所の本田明弘教授及び学生5名の協力を得ながら、洋上風力発電について学びました。
日程
2022年9月11日(日)13:00~16:00
開催場所
青森県北津軽郡中泊町小泊小泊423 マリンパーク海水浴場
参加人数
16名(小学生8名・保護者8名)
後援
中泊町
風車について学び、組み立ててみよう
プログラム1「主催者挨拶・スタッフ紹介」では、スタッフ紹介を行いました。
プログラム2「エネルギーと風車の話」では、紙芝居を用いて分かりやすく、エネルギーとは何か、風力発電とは何か、を説明しました。身近なエネルギーの話に、子供たちも興味津々の様子でした。
プログラム3「浮かぶ風車を作ろう」では、実際に発電ができる風車の組み立てキットを用いて、風車の仕組みを学びながら組み上げていきます。組み上げた風車は約80cmの高さとなります。
風車の組み立てが終わると、海に浮かべる又は固定するための基礎を作ります。基礎は数種類の中から参加した子供たちに選んでもらいました。基礎によって、海への浮かべ方に差がでます。特に、基礎の組み立ては風車本体よりも難易度が高く、親子で協力する必要があり、保護者の方々にも積極的に参加いただきました。
海に風車を浮かべてみよう
プログラム4「風車を浮かべてみよう」では、実際に海に入り、組み立てた風車を浮かべました。
風車は風速約3m以上で発電しますが、子供たちが風車を手に持った状態で走ることでも発電するため、子供たち自身でも風をエネルギーと捉えることができたのではないでしょうか。
子供たちも工夫をしながら、風車が安定する方法を探っている様子でした。
【今後の活動】
今後は同様のイベントの開催数を増やしながら、より広く洋上風力発電についての普及啓発に努めていき、将来の風力発電の発展を目指します。
参加した子供・保護者からの声
・初めてやったけどとても楽しかったです。
・風力発電は風の力で電気がつくれるということが分かりました。
・海の中でも風車がまわるということがわかった。
・風がいっぱいあるといいと思った。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:16人