「北海道大学水産学部附属練習船うしお丸Ⅲ建造工程のヒ・ミ・ツ大公開展 –海と日本PROJECT–」を開催しました!
北海道大学は、北海道新聞社1階DO-BOXにて「北海道大学水産学部附属練習船うしお丸Ⅲ 建造工程のヒ・ミ・ツ大公開展」を開催。北大練習船として建造された「うしお丸3世」の最新設備や建造過程に関するポスターや動画放映による展示を行いました。
2022.09.14
北海道大学は、2022年8月5日(金)~6日(土)に、北大練習船として新たに建造された「うしお丸3世」の最新設備や建造過程に関する、ポスターや動画放映による展示会「北海道大学水産学部附属練習船うしお丸Ⅲ 建造工程のヒ・ミ・ツ大公開展」を開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
北大練習船として新たに建造された「うしお丸3世」の最新設備や建造過程に関するポスター展示や動画放映を実施。
⽇時
2022年8月5日(金)~6日(土)10:00~17:00
開催場所
北海道新聞社1階DO-BOX(札幌市中央区大通西3丁目6)
※JR「札幌駅」南口より徒歩10分/地下鉄「大通駅」より徒歩3分
参加⼈数
64名
後援
北海道新聞社
動画とポスターで分かりやすく「うしお丸3世」の建造過程や歴史を学ぶ
イベントは、北大練習船として新たに建造された「うしお丸3世」の命名・進水式の様子(約3分)と、建造工程について(約13分)収録された2本の動画放映と、うしお丸の歴史等を学べるポスター展⽰の2本⽴てで実施されました。普段なかなか見ることのできない船の建造過程や、命名・進水式の様子について、中⾼⽣にも分かりやすいよう、動画を用いて視覚的に訴えました。
また、動画で触れられなかった船の建造に関わる、造船所や設計図等の詳細については、写真を多く使ったポスター17点を会場内に展⽰しました。あわせて、うしお丸の歴史や実習・調査の様子に関するポスター3点も展示し、来場者たちは興味深そうにじっくりと⾒ていました。
新・練習船「うしお丸3世」に込められた想い
場内の大型スクリーンに映し出された、三代目うしお丸の命名・進水式に関する動画では、北大水産科学研究院の3名の教授から、それぞれ新たな練習船に対する想いが語られました。二代目うしお丸に比べて総トン数は大幅にサイズアップし、最新の調査設備も整うことから、これからの調査・研究がより一層質の高い内容になる他、「海を豊かに」「飢餓をなくす」といったSDGsの目標にも貢献できることに、期待の声が上がりました。
来場者からは、「普段の生活では触れることのない船の建造工程について、よく分かった」、「三代目にあたる最新鋭のうしお丸3世は、初代・二代目の歴史を背景に繋がっているところが興味深かった」との感想がありました。今回のイベントを通じて、来場者には船が出来るまでの過程と、その⾯⽩さを感じて頂けたようです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:64人