~香川県三豊市「青のお仕事体験プログラム」を実施~カキの生産から販売まで職場を体験!カキを使ったオリジナルの商品を開発して販売体験をしました!
イドバタは、子ども自身が開発に関わったカキを使った新商品の販売を体験する「青のお仕事体験プログラム~詫間カキ編2022~」を開催しました。漁業に関連する仕事の体験を目的とした、地域のショッピングモールの一角での職場体験です。
2023.03.23
イドバタは、2023年3月5日に漁業に関連する仕事の体験を目的として、カキを使った新商品の販売体験を地域のショッピングモールの一角で職場体験を実施する、青のお仕事体験プログラム~詫間カキ編2022~を開催いたしました。
2022年11月から香川県三豊市詫間町で養殖されているカキの職業体験を実施。カキ剥き体験などを通じた作業場見学や、牡蠣の養殖筏を船で見に行くことで海と山と川のつながりを学んだ子どもたちのアイデアでカキの新商品を開発し、最終的に商品化された3商品を店頭にて販売する体験を実施しました。
開発された商品は、いろいろな料理にカキを使いたいという想いから発案された「カキのオイル漬け」、オリジナルキャラクターのカキ太郎のお好み焼き「カキオコ」、大好きな春巻きにカキを入れて食べたいという想いから発案された「カキの春巻き」の3種類。各種20点を用意し、いずれも2時間半で完売しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
カキの生産から開発・加工・販売まで体験する職業体験
日程
2022年11月~2023年3月5日(日)
*3月5日の販売体験で終了
開催場所
販売体験はゆめタウン三豊店で実施
参加人数
のべ80名
協力団体
有限会社藤田水産、セレスティデザイン、ゆめタウン三豊店、詫間漁業協同組合
楽しいと美味しいを追求した青のお仕事体験プログラム~詫間カキ編~
職業体験は新商品の開発や店頭での販売体験だけではなく、養殖筏の見学やカキを使った料理体験を実施しました。養殖筏の見学では、川から流れ込む栄養でカキが育っていることなど山と川と海の関係を学びました。本プログラムは、参加した子どもの記憶に「楽しい」「美味しい」と印象が残るような内容となりました。
店頭ではお客さんに対して、参加者が自分の言葉でこれまで学んだカキの魅力を伝えた結果、お買い上げいただくことができ、無事に完売することができました。
美味しいカキを大人になっても食べられるように
カキの生産現場の職場体験では今年からカキの養殖事業を始めた20代の方と昨年引退された70代の方に、仕事の楽しさだけではなく、厳しさや気候変動の影響、後継者問題などの社会問題についてもお話しいただきました。仕入から、養殖、加工と食卓に登場するまで多くの人が関わっていることを知った上で、販売者の立場でお客さんと接客する体験ができ、多くの苦労のバトンをつないだリレーのアンカーという意識を持って店頭に立つという体験ができました。
今後、気候変動が海に与える影響に関するニュースなどを聴いた時に、本プログラムを通じて出会った方々の顔が浮かび、心と体が動くような「海の自分事化」を促すプログラムとなりました。
参加した子ども・保護者からの声
参加した子ども
お客さんとこれまで体験してきたプログラムの内容をお話しすることができてよかった。商品の値段を決めるのが大変でいろいろと調べたので、今後も鮮魚やカキの値段が気になりそう。
保護者
これまでのプログラムを通じて生産や加工に携わる方々のお顔を拝見できたので、今後カキを見るたびに皆様の顔を思い出すようにしたい。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:80人