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海岸で集めたごみを使ったアート作品から海の未来とSDGsを考える【海のアート展オープニングセレモニー】を開催しました!

糸魚川ジオパーク協議会は、フォッサマグナミュージアムにて「海のアート展オープニングセモニー」を開催。海岸で集めたごみを使ったアート作品から海の未来とSDGsを考えました。

2022.07.27

糸魚川ジオパーク協議会は、海洋プラスチックをはじめとする環境問題の周知を目的とした企画展を、海洋プラスチックなどの環境問題を広く啓発することを目的として、7月2日に新潟県糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムにてオープンいたしました。これを記念してオープニングセレモニーを開催し、関係者によるテープカットも執り行いました。開催期間は、7月2日から8月31日までとなります。

この企画展は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

【企画展概要】
海洋プラスチックなどの環境問題を広く啓発するための企画展

企画展名
海のアート展 ~海の未来とSDGs~
開催期間
2022年7月2日(土)~8月31日(水)
開催場所
フォッサマグナミュージアム(新潟県糸魚川市一ノ宮1313)
展示内容
海岸で集めたごみで作ったアート作品
海洋観測に関連した資料(糸魚川沖の深海映像や深海生物の模型など)
身近な環境問題、市内の学校や団体等のSDGsに関連した取組などを紹介するパネル
主催
糸魚川ジオパーク協議会、フォッサマグナミュージアム(糸魚川市教育委員会)
共催
マリンフレンズプロジェクト、株式会社イールー
展示協力
国立研究開発法人 海洋研究開発機構、鳥取砂丘ビジターセンター、G-KUMO PROJECT、糸魚川市立磯部小学校、新潟県立海洋高等学校
後援
新潟県糸魚川地域振興局、一般社団法人 糸魚川市観光協会、新潟日報社、株式会社上越タイムス社、B&G能生海洋クラブ、株式会社 能水商店、株式会社モンベル、日本ジオパークネットワーク、海と日本プロジェクト in新潟
特設HP
https://fmm.geo-itoigawa.com/blog/umiart-sdgs/
 
【イベント概要】
海のアート展のオープニングセレモニー開催
日程
2022年7月2日(土)9:00~10:00
開催場所
フォッサマグナミュージアム(企画展会場)
出席
米田徹(糸魚川ジオパーク協議会会長/糸魚川市長)、靏本修一(糸魚川市教育委員長)、リアン・スプラット(展示アート制作者/市内在住の海ごみアーティスト)、竹田陸玖(磯部小学校3年生)、入澤雄太郎(糸魚川ジオパーク子ども学迎員)
次第
主催者挨拶(糸魚川ジオパーク協議会 米田会長)
企画展の主旨説明(糸魚川ジオパーク協議会 小林係長)
テープカット(上記出席者のとおり)
企画展の内覧紹介(リアン氏、磯部小学校児童、フォッサマグナミュージアム学芸員)

海の未来とSDGsを考える企画展「海のアート展」が開幕!

海の未来とSDGsを考える企画展「海のアート展」がいよいよ開幕しました。初日の7/2(土)には、主催者である糸魚川ジオパーク協議会の米田会長、糸魚川市教育委員会の靏本教育長をはじめ、企画展のアート作品を手がけたマリンフレンズプロジェクトのリアン・スプラットさん、アート作品の一部を制作した糸魚川市立磯部小学校の竹田陸玖くん、糸魚川ジオパーク子ども学迎員の入澤雄太郎くんによるテープカットが執り行われました。開幕にあたり米田会長からは、「海は世界と繋がっている。ごみのないきれいな海を実現するためには、世界中の人々が協力し合うことが大切。」と挨拶されました。テープカットの参加者が着用しているTシャツには、私たち1人1人の「i」を、環境問題への取組や行動「action」につなげたいという思いを込めたキャッチフレーズ「iAction」がプリントされており、企画展の開催期間中、会場内のショップで販売し、売り上げの一部を環境保全へと活用する予定です。
 

市内の海岸に落ちているごみだけでつくったアート作品

糸魚川市内在住のリアン・スプラットさん(オーストラリア出身)は、数年前から近所の海岸でごみ拾いをし、集めたごみでアート作品を制作する活動を始めました。2019年には、環境保全団体「マリンフレンズプロジェクト」を設立し、ビーチクリーンイベントや地元学校での教育活動に取り組んでいます。海のアート展の代表的な展示は、糸魚川市内の海岸に落ちているごみだけでつくったリアンさんのアート作品です。特に目を引くのは、壁一面に飾られたSDGsの17のターゲットアイコン。カラフルなごみで表現された作品はとても迫力があります。会場内には、リアンさんのアドバイスのもと糸魚川市立磯部小学校の児童が作った海ごみアート作品も展示しています。その他、海洋観測関連の展示、身近な環境問題や市内の学校・団体がのSDGsに関連した取組を紹介するパネルなどを多数展示しています。オープニングセレモニーの後には、リアンさんと磯部小学校の児童による作品紹介が行われ、作品にかけた想いに耳を傾けました。
 

参加した子ども・保護者からの声

・カラフルなごみが海岸に落ちていることに驚いた。
・どんなごみが使われているか探すのが面白かった。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています