海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

伝統行事の継承を地域の多世代で学ぶ「海辺の教室in福岡 糸島・福吉」を開催しました!

九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センターは、地域の伝統行事の継承を学ぶことを目的に「海辺の教室in福岡 糸島・ 福吉」を開催。農業や漁業、海上安全を祈願する「ほうげんきょう(どんど焼き)」を行い、留学生も参加しました。

2023.02.09

九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター(以下、九州大学環境教育センター)は、九州大学工学院及び共創学部の学生19名の参加のもと、2023年1日14日に、「海辺の教室in福岡 糸島・ 福吉」を開催いたしました。本イベントは、地域の伝統行事の継承を学ぶことを目的とし、実施しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
伝統行事の継承を地域の多世代で学ぶ
日程
2023年1月14日
開催場所
福岡県糸島市二丈福井 福吉漁港
参加人数
九州大学工学院及び共創学部の学生19名
協力団体
福吉校区まちづくり事業、福吉校区青少年育成校区民会議

ほうげんきょう(どんど焼き)

福岡県糸島市二丈の福吉校区まちづくり事業として開催される「ほうげんきょう」とは、地域によって呼び方は異なりますが、多くはどんど焼きと呼ばれ、農業や漁業、海上安全を祈願する行事として有名です。
農業と漁業で発展してきた福吉の地域の方々が真竹を山から切り出して大きなやぐらを作り火をつけて、地域の方々が持ちよった門松やしめ縄、お札などを燃やし、一年の無病息災、五穀豊穣を願う昔ながらの行事で伝統文化を若い世代に継承していくものです。
 

「海辺の教室in福岡 糸島・福吉」で伝統文化を若い世代に継承

「ほうげんきょう(どんど焼き)」は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となってきましたが、今年は3年ぶりの開催となりました。生憎の悪天候となりましたが、前日の気象予報を見て「よし!やろう」と地域の運営役員で開催を決めました。当日は朝9時に山へ入り竹を切り出し、約5mのやぐらをみるみるうちに組上げました。
点火用の藁などを置き、いよいよ着火式です。火はあっという間に燃え上がり、空高く炎と煙があがりました。九州大学では、ドイツ、スウェーデン、マレーシア、インドネシア、中国などからの留学生も参加しており、日本の文化を教科書ではなく肌で感じたことでしょう。
また、炭にくべた焼き芋はアルミホイルを剥がすと濡れた新聞紙で丁寧にくるまれて、中までしっかり煮えていてとても甘く、野外でいただくことで美味しさが一層増しました。古くからの日本の食文化ともよべる「ぜんざい」のお餅を網の上で焼く作業体験も行い、日本人学生にとっては故郷を思い出し、留学生にとっては新鮮な体験で多くを学ぶことができました。
 

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:19人