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海洋ごみ問題を解決するために何ができる?沖縄キッズドクター育成プロジェクト~目指せ!未来の海ごみスペシャリスト~2022

沖縄県公衆衛生協会は日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、海洋ごみの現状や課題、未来へ向けたアプローチなどを考える講座「目指せ!未来の海ごみスペシャリスト」を全4回開催。3年目となる今年度は子どもたちと作ったアクションプランを実施していきます。

2023.04.21

一般財団法人沖縄県公衆衛生協会は、海洋ごみの現状や課題、未来へ向けたアプローチなど、私たちにできることを考える講座「目指せ!未来の海ごみスペシャリスト」を6月18日(土)から全4回にわたり講座を開催しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
海洋ごみの現状や課題を知り、未来へのアプローチを考える講座を開催しました。「今ある海洋ごみをなくす」「海洋ごみを出さない」「生き物を海洋ごみから守る」の3テーマでチームに分かれ、テーマに沿ったアクションプランを子供たちと話し合って作りました。今年度は最終年の3年目であり、今まで学んだ海洋ごみ問題についてアクションプランを実施していきます。
日程
第1回  6月18日(土)9:00~12:30
第2回  7月16日(土)10:00~12:00
第3回  9月17日(土)10:00~12:00
    11月 5日(土)13:00~15:00(県民環境フェアに向けた対面での集まり)
    11月12日(土)10:00~17:00(県民環境フェア当日)
    1月29日(日) 10:00~14:00(ビーチクリーンと海洋ごみを学ぼうin伊江島)
第4回  2月26日(日) 10:00~12:00
開催場所
第1回~第3回:オンライン上(ZOOM)
県民環境フェアに向けた対面での集まり:OIST
民環境フェア:こどもの国
ビーチクリーンと海洋ごみを学ぼうin伊江島:伊江島
第4回:こどもの国(対面とZOOMのハイブリッド)
参加人数
第1回 子供13名 大人12名
第2回 子供11名 大人11名
第3回 子供10名 大人  9名
   県民環境フェアに向けた対面での集まり 子供11名 大人19名
   県民環境フェア 子供14名 大人20名
   ビーチクリーンと海洋ごみを学ぼうin伊江島 子供11名 大人14名
第4回 対面(子供11名 大人21名) ZOOM(子供1名 大人2名)
事務局
一般財団法人沖縄県公衆衛生協会
主催
ALLやんばるまなびのまちプロジェクト

第1回「これまでの振り返り」

講座前半に3期生の自己紹介とこれまでの講座の流れ等を説明。後半に1期生、2期生との顔合わせを行い、今年の予定を全員で共有しました。また、アクションプランを実行するためにチーム名は前回から引き継ぎ、1~3期生のメンバーをチャンプルーして、3つのチームを作りました。チーム名は「ごみ 0 Super Kids チーム」「さよなら海洋ごみ 0チーム」「沖縄いきものガーディアンチーム」です。各チームが目標を設定し、発表。今後はこのチームで活動していきます!
 

第2回「アクションプラン作成」

はじめに全体でのアイスブレイクを兼ねたディスカッションを行いました。テーマは「ペットボトルのキャップの下のリングは外さなくて良いの?」から始まり、チームごとに様々な意見が飛び交いました。その後アクションプランの実行に向けて、各グループでそれぞれのテーマに向けた作業に。内容が難しい所については、ファシリテーターの皆さんが上手くアドバイスをくれたりして進めていきました。
 

第3回「アクションプラン実行」

各チームが考え実行したアクションプランについて、メンバー全員で共有しました。「ごみ0 Super Kids チーム」はプラスチックごみを便利グッズに変身させる方法のパンフレットを作成していきます。「さよなら海洋ごみ0チーム」は、各自海でごみ拾いをしてもらいレポートを作成。「沖縄いきものガーディアンチーム」は SNS に生物に与える影響の絵を14枚アップしました。また、エコライフ&ネイチャーフェア 2022 に向けて、展示物やワークショップの内容について話題は尽きません。
 

県民環境フェアに向けて対面での集まり

OISTにてキッズドクターの保護者も含めての対面での集まりを実施しました。県民環境フェアに向けてそれぞれのグループが展示物やワークショップの準備を行いました。
 

県民環境フェア(エコライフ&ネイチャーフェア2022 ~未来へつなぐ世界自然遺産 つくろう自然史博物館~)

フェアではキッズドクターとしてブース出展・ステージで発表をしました。展示ブースでは3チームが作成した海洋ごみに関する資料の掲示やペットボトルで作成した便利グッズの展示に加え、3チームが当番制で担当し、来場者にゲームやペットボトルを使った作品を作ってもらう等、実際に体験を通して海洋ごみについて学んでもらうワークショップを実施。ステージでは、3チームの活動を堂々と発表しました。
 

ビーチクリーンと海洋ごみを学ぼうin伊江島

伊江島の伊江ビーチとイシャラ浜のビーチクリーンを通して、子ども達の海洋ごみに対する知識を深めていくことを目的に保護者の方も一緒に実施しました。講座では、東西2か所のビーチで漂着ごみを拾い、分別。ファシリテーターさんのアドバイスのもと、海洋ごみについて考察・まとめを行いみんなで海洋ごみに対する知識を深めていきました。
 

第4回「まとめ・報告」

第4回の講座は対面とオンラインのハイブリッドで行いました。今回は最終回なり、これまでのまとめ・報告会となりました。これまでの講座・活動に参加して意識が変わったこと、これから取り組みたいことなどを画用紙に書いて持ってもらい、1人15秒程度の宣言動画を撮りました。この動画はみんなのアクションプランを展示する時のツールの一つとして活用していきます。
 

全ての講座を終えて

キッズドクター育成プロジェクト報告会をもって無事に終了することが出来ました。沖縄の現状と課題を共に話し合い自分事として行動を変えていくきっかけができたと思います。今後もキッズドクターで学んだことを実践し日本一綺麗な沖縄を目指してほしいと思います。

参加した子どもの声

・家に帰ったら友達とかに得た知識を広めたいです。ごみ拾いをもっとやりたい。
・楽しかったので活動を知ってほしい。
・またやりたい。
・1年目は実験系が多くて大変だったけど、海の現状を知ることができた。2年目は解決方法を考える年だった。みんなの意見が出づらかった時もあったけど、最終的にはまとまったのでうれしかった。3年目はあまり参加できなかったけど、3年間学んだことを発信していきたいと改めて思った。

参加した保護者からの声

・大変お世話になりました。こども達に私の大好きな海を通して、環境問題について一緒に学べた事にとても感謝しております。
・一緒に参加して分かっているつもりだが実際に見るとどうにかしなければと思った。
・プロジェクトベース型の学習の流れで、こどもが、じっくり、ゆっくり学び続けることができました。忙しい学校の学習内容も大切ですが、時間をかけて学べてよかったです。ありがとうございました。
・コロナ禍が続く中、伊江島でのビーチクリーンの体験がとても印象的でやはり実験や対面の良さ(学びが深い)を感じました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:190人