しまねLINKは、6月11日に島根県松江市鹿島町御津海岸にて、ビーチクリーンイベント「We can do Beach clean！In June」を開催いたしました。このイベントは、海洋ごみに興味がある方や地元の海に関心のある方々を対象としたビーチクリーンイベントで、鹿島町御津海岸のごみ拾いを切り口に海の現状をお伝えし、海を知る機会づくりを目的として開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

ビーチクリーンを楽しむイベント
日程
2022年6月11日（土）
開催場所
島根県松江市鹿島町御津海岸
参加人数
9人

ビーチクリーンとごみ調査！

2022年度から、しまねLINKは島根県の各海岸を周りビーチクリーンイベントを実施しています。今回はその2回目として、鹿島町の御津海岸にてビーチクリーンを実施しました。イベント終了後にごみの調査をした結果、合計9袋で重さは41.4kg、種類についてはロープ・ひもが131本と一番多く、次いで小さいプラスチックが114個という結果でした。他にもゴム手袋や大きなかごなど様々な種類のごみを見つけることができました。参加者のみなさんからは「たくさんの人たちと一緒に海をきれいにできて良い経験ができました。」「ごみ拾いは意外とたいへんでした！」や「キレイな海を守りたいので今後も拾いたい。」などのお声をいただき、海洋ごみについて楽しく知り学べる機会となりました。
 

だれもが気軽に拾えるきっかけを

ビーチクリーンのイベント参加者の方から「1人では拾いづらい。海洋ごみを見てもそのままにしてしまう。」というお声をいただくことが多いです。拾うハードルが高い、拾ったごみをどうすればいいのかなどの様々な理由があり、拾いたい気持ちを心の中に抱えている方が多いように感じます。海の現状を知ってもらいきれいにするだけではなく、そのような気持ちをそっとサポートできるためにも、しまねLINKでは気軽に拾えるきっかけづくりとしてビーチクリーン活動を続けています。海洋ごみの問題解決はSDGsの14.海の豊かさを守ろうという目標達成に寄与しますが、それだけではありません。ビーチクリーンで体を動かすことにより自分自身の気持ちがすっきりし晴れやかに感じられることもあります。これは私たちの心と体の健康にもつながり、日常生活に”ちょっとの楽しさ”を与えてくれるものでもあると思われます。つまり、ビーチクリーンは日々の生活の”ちょこっとスパイス”となり、より充実したライフスタイルの形成へとつながります。
今後もビーチクリーンを日常のひとコマとして楽しんでいただき、みなさんに海の美しさを守る大切さや人と繋がり一緒に活動をすることでそれが行動の変化に繋がる楽しさを感じていただけるような活動を続けていきます。
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：9人