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風力発電について親子で一緒に「考えて・触れて」学ぶ!「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を開催しました!

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は、鯵ヶ沢町・新設海浜公園にて「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を開催。風力発電の先進地域であるベルギーの子供向けキットを使用し、組み立てた風車を海に浮かべ、洋上風力発電について親子で一緒に「考えて・触れて」学びました。

2023.09.25

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は2023年8月19日(土)に『夏だ!海だ!!風車だぁー!?』を開催し、5組(子供6名、保護者4名)の親子が参加しました。今回のイベントでは、風力発電の先進地域であるベルギーの子供向けキット(Offshore Wind 4Kids)を使用し、親子で一緒に風力発電について学ぶ機会を創出することを目的に開催しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
弘前大学・地域戦略研究所の学生5名から協力を得ながら、洋上風力発電について学びました。
日程
2023年8月19日(土)13:00~15:00
開催場所
鯵ヶ沢町・日本海拠点館、新設海浜公園
参加人数
5組(小学4年生2名・中学1年生2名、中学2年生2名、保護者4名)
協力団体(協賛)
株式会社脇川建設工業所、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、株式会社NICHIUN、株式会社みちのく銀行、齋勝建設株式会社、青森放送株式会社、東急不動産株式会社、Copenhagen Offshore Partners Japan合同会社、コスモエコパワー株式会社

青森県のエネルギーと風車のお話

弘前大学の学生が、クイズを交えながら「青森県の風や風力発電」について寸劇を行いました。青森県の風や風力発電について知るとともに、再生可能エネルギーや化石エネルギーについても学ぶことができ、最初は緊張気味だった子供たちも最後まで飽きることなく、興味津々の様子でした。

風車を作ろう

実際に発電ができる風車の組み立てキットを用いて、弘前大学生が風車の先生の役割を担い6つのステップを説明しながら、子供たちと一緒に組み立て、保護者の方々にも積極的に参加いただきました。
屋内で行ったため、発電しているかどうかの確認は、キットのランプ点灯または取り付けたオルゴールが鳴ることで確認することができました。
風車の組み立ての次は、海に浮かべる又は固定するための基礎を作ります。基礎は数種類の中から参加した子供たちに自由に選んでもらいました。基礎によって、海への浮かべ方に差がでます。特に、基礎の組み立ては風車本体よりも難易度が高く、苦戦しながらも弘前大学の学生と協力しながら組み立てました。
子供たちも工夫をしながら、風車が安定する方法を探っている様子でした。

風車を海に浮かべてみよう

風車の組み立て基礎を組み立てた後、海へ移動し、組み立てた風車を浮かべました。
組み上げた風車は約80cmの高さとなります。子供たちは工夫をしながら風車が安定する方法を探っている様子でした。しかし、思った以上に波があったこと、また、波で押し上げられた小砂利が多かったことから、特に浮体式の風車は思うように設置することができませんでした。このことから、着床式と浮体式の風車にはそれぞれ向いている海洋状況や底質があることが実感できたようでした。風は弱くほとんど風車は回りませんでしたが、風車をたてるための条件について学ぶことができたのではないでしょうか。
今後は同様のイベントの開催数を増やしながら、より広く洋上風力発電についての普及啓発に努めていき、将来の風力発電の発展を目指します。

参加した子ども・保護者からの声

・風車の基礎に重りをつけるのが大変だった。
・風車をたてるのが難しくて、こんなに濡れるとは思わなかったが楽しかった。
・いろんな部品があって驚いた。
・実物は大きいから船とかで海でやるのは大変そうだと思った。
・風車のキットを持って帰れないことを知って、夏休み残り2日で工作をどうしようか悩む。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:10人