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鶴の港で最新技術「水中ドローン」を体験してSDGsについて考えよう! 水中ドローンで知る「私たちの海」in長崎 を開催しました!

一般社団法人日本水中ドローン協会は長崎県での第2回ドローンサミット開催にあわせて、小学生とその保護者を対象に「水中ドローンで知る『私たちの海』in 長崎」を開催。子どもたちが実際に水中ドローンを操縦して海中観察や動画撮影を行い、地元長崎の海を知り、環境や未来について考えました。

2023.10.18

一般社団法人日本水中ドローン協会は、晴天に恵まれた2023年9月9日(土)に小学生とその保護者の方を対象に水中ドローンを使用して、長崎の海を知り、環境や未来について考えるイベント、水中ドローンで知る「私たちの海」in 長崎を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
水中ドローンで知る「私たちの海」in 長崎
日程
2023年9月9日(土)
開催場所
長崎県庁前 長崎港
参加人数
33人(子ども17名/保護者16名)
協力団体
水中ドローンスクール長崎校(株式会社TMN)、長崎県庁、NPO法人つばきネット、九州電力(九電ドローンサービス)、長崎新聞

主催者レポート

長崎県庁会議室および県庁前の岸壁にて水中ドローン操縦体験会を小学生向けに開催致しました。
長崎では初のイベントということもあり、水中ドローンへの注目・海への興味・SDGs学習への関心の高さに心躍るイベントとなりました。
参加した児童たちほぼ全員が、海がとても好きなのに長崎港の海は汚いと認識している現状に驚きました。
また、海水のにごりがありましたが魚の観察もできた一方で、ごみの浮遊があり、SDGs14「海の豊かさを守ろう」については考えさせられる部分が多く、真剣に考えている児童たちを見て、今回のイベントの成果を感じました。アンケートを確認すると、「水中ドローンの操縦が楽しかった」「濁っててあまり見れなかった」との意見が最も多いのも印象的でした。
今後も、水中ドローンを通じて海を身近に知ってもらい、この大事な海を守るためにできること考える活動を続けていきたいと思います。

開催経緯

第2回ドローンサミット(経済産業省・国土交通省・長崎県主催)にあわせて、長崎県に共催いただき今回のプロジェクトを開催しました。
長崎港湾内で水中ドローンが初という事もあり、体験会学習の許可取得は難航しましたが、2018年に新しく建設された県庁舎は、県民に広く学習の場として開放されており、次世代を担う子どもたちに海を身近に感じられる場所であること、そして「安全性」「体験操縦の容易性」「関係自治体との連携」「利便性」を考慮し決定いたしました。当日の設営および運営には九電ドローンサービスの皆さんに全面協力をいただき、無事に開催することができました。

①海について学び、水中ドローンについて考える

水中ドローンをとおして身近な海の現状を見ること、知ることで子どもたちにSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」実現のために、一般社団法人 日本水中ドローン協会では活動の一環としてブルーエコノミーの啓発活動に取り組んでおり、本事業もその取り組みとして実施するプロジェクトです。
9月9日(土)13時から長崎県庁にて、オリエンテーションを行いました。
プログラムは、「①海について知ろう!」「②水中ドローンって何?どんな事に使える?」「③SDGs / 海の豊かさを守ろう」の3つを実施。海についての動画「地球で最も深い場所」を視聴したほか、水中ドローンについて、現在活躍している事例をあげて学びました。さらに、SDGs / 海の豊かさを守ろうについて、絵で見る動画を視聴し、プラスチックごみが海を汚し、魚や海の環境に悪いことを学び、そして私たちが今からできる事を動画をとおして学習しました。
また、身近にある海「長崎港」について、子供たちの感想を聞いてみると「長崎港は、きれいじゃない、ごみが多い」 などの声があがりました。

②水中ドローン操縦体験をしました

9月9日(土)13時30分から長崎港の岸壁にて、水中ドローン操縦体験を行いました。操縦の基本操作を学び、実際に子供たちが操縦し長崎港の海の中を動画撮影しました。児童たちは、「ライフジャケットをはじめて着た」と嬉しそうに順番を待っていました。操縦体験には、真剣な表情でチャレンジし楽しかった、面白かったとの声が聞けました。

当日の様子はコチラ→ https://youtu.be/EdnztLQxDZ4

参加した児童・保護者からの声

・水中ドローンの操縦がとても楽しかった。
・絵で見る「SDGs14番海の豊かさを守ろう」がよく分かった
・魚はいなかったけど、水中ドローンができてうれしかった。
・濁っていて、見えにくかった。
・海はきたなかったけど、魚がいたから良かった。
・海の中が見えて楽しかった。
・透明な海で水中が見たかった。
・魚がたくさんすめる海にしたい。

水中ドローンでこれからできること>
・海の掃除がしたい
・海藻をとってみたい。
・魚の観察がしてみたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:33人