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西原町きらきらビーチで水中ドローン体験とSDGs地域学習会「水中ドローンで知る「私たちの海」in沖縄」を開催しました!

一般社団法人日本水中ドローン協会は沖縄県中頭郡西原町で小学生を対象に「水中ドローンで知る『私たちの海』in沖縄」を開催。水中ドローンの操縦体験のほか、専門ダイバーが伝える水中ごみ映像や、沖縄女子短期大学によるミニ授業を通じて、海を守る大切さについて考えました。

2023.09.19

一般社団法人日本水中ドローン協会は、2023年8月12日(土)に海の豊かさ守ることを目的として、沖縄県中頭郡西原町の小学5年、6年生を対象に水中ドローンを使用したイベント、水中ドローンで知る「私たちの海」in沖縄を開催しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。

開催概要
水中ドローンで知る「私たちの海」in沖縄
日程
2023年8月12日(土)9:30~12:00
開催場所
西原マリンパーク(西原きらきらビーチ)沖縄県中頭郡西原町
参加人数
8人
協力団体
水中ドローンスクール沖縄那覇校(株式会社琉球トラスト)、沖縄女子短期大学

主催者レポート

台風6号の影響で当初の開催予定(8月5日)を1週間延期しての実施となりました。
夏休みの自由研究の題材に活用してもらおうと、水中ドローン体験と海に関するSDGs地域学習を組み合わせました。                                          SDGs地域学習では、水中ごみ拾い専門ダイバーがプラスチックなどの海洋ごみの現状を水中映像を通して報告し、きれいな海を守るために自分たちにできることを考えようとメッセージしました。
また、沖縄女子短期大学の学生は、海水の入った容器にストローで息を吹き込み、二酸化炭素が吸収される実験を行い、海の環境が変わることの影響を伝えました。
水中ドローン操縦体験では、台風の余波で透明度がよくなかったものの、岩礁や海草の水中写真を撮り、観察を楽しんでいました。参加者からは「初めての水中ドローン操縦でワクワクした」「また参加したい」などの感想がありました。
短い時間でしたが、内容の濃いイベントになったと思います。
今後も、水中ドローンを通して豊かな海の環境を守るための活動を続けていきたいと存じます。
ご協力をいただきました関係機関のみなさまに感謝申し上げます。

開催経緯

沖縄での開催は昨年に続き2回目。今回は沖縄本島東海岸を開催候補として調整し、西原町教育委員会、地元の漁業協同組合の後援をいただき、開催場所を決定しました。
沖縄女子短期大学は、小学校教諭を目指している学生が学んでいることから、海の環境に関するミニ授業を提案していただき、共催運営といたしました。
海でのイベントということで、安全対策を最優先しました。万一の事故を想定し、管轄の海上保安部への行事許可申請をはじめ、消防・警察の連絡、イベント保険の加入手続き、当日の人員配置など細心の注意を払いました。
開催場所は台風6号の波と風で海岸の砂が陸上まで打ち上げられ、大きな被害を受けましたが、復旧を急ぎイベントに間に合わせていただきました。

当日の様子:https://youtu.be/IjLeC3mSFU8

参加した子ども・保護者からの声

・海の実態を知って、もっときれいにしようと思った。
・少し濁っていたけど、海草やサンゴの欠片が見られた。
・海中でごみを見つけて拾いたいと思った。
・水中ドローンを人命救助に使えたらいいと思う。
・海のごみや酸性化についてこれから僕たちが取り組んでいきたい。
・もっと深いところに潜って新種の魚を見つけられたらいいと思う。
・水中ドローンを改造して海中の酸性化を防ぎたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:8人