水中ドローン操縦体験でSDGsについて考えよう! 水中ドローンで知る「私たちの海」in静岡を開催しました!
一般社団法人日本水中ドローン協会は、沼津市平沢マリンセンターにて近隣の小学生を対象に、水中ドローンで知る「私たちの海in静岡」を開催。水中ドローンの操縦体験を通して沼津の海に触れ、SDGsについて考えるとともに海への理解を深めました。
2023.11.01
一般社団法人日本水中ドローン協会は、2023年10月7日(土)に海の豊かさを知っていただくことを目的として、近隣の小学生を対象に水中ドローンを使用して沼津の海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海」in静岡を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
水中ドローンで知る「私たちの海」in静岡
日程
2023年10月7日(土)10:00~13:00
開催場所
平沢マリンセンター(静岡県沼津市西浦平沢25-8)
参加人数
17名
協力団体
水中ドローンスクール静岡柿田川湧水校(株式会社万福)
主催者レポート
天候にも恵まれ、イベント開催時は富士山も見れました。17名の児童たち、そして同行者のご兄弟にも飛び入り参加していただきとても楽しく開催できました。
座学では日本水中ドローン協会の大手山よりこのイベントの趣旨等をお伝えしました。そして会場でもある平沢マリンセンターの朝倉センター長より、SDGsの観点から現在海が抱えている問題や私たちの生活と海がどれだけ密接な関係にあるのかなどをご説明いただき、子どもたちの目がキラキラしていました。
そして有識者としてメディアでもご活躍されている、海の手配師の石垣幸二様よりクイズ形式にて海の生物についてお話をいただきました。変わった生物の名前や危険な生物、生物がどのような時に色を変えたりするのか等、普段の生活では知ることができない知識を教えてくださり、子どもたちは水中ドローンで実際に海中を覗くことが待ち遠しくなった様子でした。
その後行った水中ドローン操縦体験会ではモニターから見えてくる海の中、魚の群れ、綺麗な魚、貝殻などを見て、子どもたちは声を上げて喜んでいました。魚の動きに合わせて水中ドローンを操縦し、魚の姿を追う子どもたちもいました。
その後、海の中を見て感じたことや見れたものをパネルディスカッションで発表する際には、それぞれの参加者らしい個性も感じることができました。また、見たものを生き生きと絵に描ける心の豊かさで感動させていただきました。参加者全員からアンケートにて次回も参加したいとのコメントもいただき、今回このような素晴らしいイベントを開催させていただけたことに心から感謝申し上げます。
開催経緯
今回の海と日本プロジェクト水中ドローンで知る「私たちの海」in静岡の開催は有意義な取り組みになると確信し準備をしてまりいました。というのも静岡は海洋に面し、水中産業の振興が課題になっている地域でもあります。こうした地域に住まう子ども達に海を身近に感じてもらう為のツールとして水中ドローンの操縦体験を通じ実際の海を見てもらう。そして有識者の皆様に補足説明なども行っていただいてより有意義な体験会にできるよう準備をすすめました。会場を沼津市西浦平沢にある平沢マリンセンターを選んだのは、地元の海ということが1番の理由です。児童たちが安全に開催できることを前提に考えた時、平沢マリンセンターは施設が充実し、水中ドローンの操作体験会の場所も海と操作場所の間に柵があり参加者が海への落水の心配がない事もあげられます。
また有識者の石垣幸二様は「海の手配師」として各メディアを通し世界でご活躍されており、石垣様の地元の海であれば参加者からの様々な質問等にも適切な回答をしていただけることも容易に想像出来ました。
当日の様子:https://www.youtube.com/watch?v=Xfifr_aKM6g
参加した子ども・保護者からの声
・とても楽しかった
・もっと水中ドローンの操縦がしたかった
・海がとてもきれいだった
・思ったより魚がいた
・実際の海の中を観れたのでうれしかった
・思っていたよりごみが少なくて自然が豊かだと思った
・海が濁っていた
・思っていたより海がきれいだった
・見たことがない魚を知れた
・小さな生き物がたくさんいることに驚いた
・身近な魚たちを可愛くおもった
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:17人