一般社団法人ふくおかFUNは、2023年8月11日（金・祝）、19日（土）博多湾に生息する生物たちをシュノーケルで観察するだけでなく、大量発生により自然豊かな水中世界の環境を脅かしているアオサ（アナアオサ・ミナミアオサ）を回収する『シュノーケリング体験＆アオサ回収～海と日本PROJECT～』を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
身近な海の豊かさと課題をシュノーケリングやアオサ回収を通して体感する
日程
①2023年8月11日（金・祝）10:00～12:30
②2023年8月19日（土）10:00～12:30
開催場所
①シーサイドももち海浜公園
②小戸公園
参加人数
①30名
②16名

身近な海の魅力と課題を知ろう！

プロのスキューバダイビングインストラクターと一緒に、身近な海の魅力と課題を知るシュノーケリング体験活動を行いました。
都市部の海にも陸上からでは見ることのできない自然豊かな水中世界が広がっています。小さなカニやヤドカリだけでなくトサカギンポ等たくさんの魚たちも見ることができ、子どもたちはとても嬉しそうな様子でした。
シュノーケリング体験を通して、身近な海の現状を楽しみながら学ぶことができました。

海を元気に！大量発生している〈アオサ〉を回収しよう！

都市部の沿岸域で大量発生し、生物多様性を脅かしている〈アオサ〉を150㎏回収することができました。
子どもたちは自分たちの手で水中世界を改善することができ、とても嬉しそうな様子でした。
他の生物たちの生息空間を脅かしている〈アオサ〉を回収することで、藻場の保全・造成活動とも連携し、海を元気にする一歩へと繋がっていきます。

参加した子ども・保護者からの声

・海を助けるためにアオサをたくさん取ったことを友だちに話したい。
・海は世界の水の多くを占める大事な場所だから、海を守るために色々な人と協力していきたい。
・アオサの大量発生問題を身をもって体感することができた。
・一人ひとりの力は小さいけど、皆で取り組めば大きな力になる事を実感した。
・毎日の生活で少しなりとも自然について良いことをやらなくちゃと考えさせられた。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：46人