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海と日本PROJECT ミッション2023「科学を見る目・芸術を見る目~”事実”を観察することから導き出す” 真実”【海】をキーとして~」2日目「千葉市美術館での展示見学」を開催しました!

千葉市科学館は北海道大学大学院水産科学研究院と連携し「科学を見る目・芸術を見る目~"事実”を観察することから導き出す"事実"【海】をキーとして~」の2日目イベントを開催。千葉市美術館の展示を見学しながら事実をいかに見極めるか検証に臨みましました。

2023.08.25

千葉市科学館は、北海道大学大学院水産科学研究院と連携して、「科学を見る目・芸術を見る目~”事実”を観察することから導き出す”真実”【海】をキーとして~」のイベント2日目「千葉市美術館での展示見学」を2023年7月29日(土)に開催しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
モノや事象(現象)を見る際、科学の目線と芸術の目線は同じだろうか?
または異なっているだろうか?「事実」は目の前に存在しますが、そこに隠された「真実」を知るにはヒトが経験値や様々な知見等から導き出していくプロセスが必要です。「真実」は事実を検証することで導き出されるため、それらをいかに見極めていくか、その「見方」について、海に係る標本や風景、そして、それらを題材とした絵画を素材として検証することがミッションです。
日程
7月29日(土)
開催場所
千葉市美術館(千葉県千葉市)での展示見学
参加人数
15人

千葉市美術館の企画展「三沢厚彦 ANIMALS:5th DIMENSION」のレクチャー

千葉市美術館で開催中の企画展「三沢厚彦 ANIMALS:5th DIMENSION」を鑑賞して、モノや事象(現象)を見る際、科学の目線と芸術の目線は同じなのか?異なるのか?を検証体験しました。展示の彫刻や絵画を鑑賞して「リアリズムとリアリティ」、「イメージ」などの問題に触れながら、人間と他の生物の関係、海と水をテーマにした作品を中心に千葉市美術館学芸員(森 啓輔氏)のガイドを交えて、美術領域の視点で人間の想像力、表現の自由、個々の様々な感じ方、多次元な存在感、多様性などについて解説しました。

ワニの彫刻展示を細部にわたり鑑賞している様子(左) 彫刻家三沢厚彦氏とのコミュニケーションの様子(右)

千葉市美術館学芸員の方と質疑応答と意見交換

企画展「三沢厚彦 ANIMALS:5th DIMENSION」を鑑賞し、その後、別室にて千葉市美術館学芸員(森 啓輔氏)と千葉市科学館館長補佐(新 和宏氏)で前回のイベント、「千葉県天然記念物の地震隆起段丘及び白浜屏風岩を見学」した際のフィールドでのモノや事象(現象)を見た際の科学の目線で見たことをふり返りました。また、今回の彫刻家(三沢厚彦氏)の芸術作品を鑑賞した際の芸術の目線について、果たして科学と芸術の目線は同じなのか、考えるきっかけの場を作りました。芸術の目線とは、科学では説明ができない、創造の世界を自由に表現し、それを見た受け手は、それぞれの感じ方は多様であり、五感で楽しみ、芸術にふれ、更にコミュニケーションがはじまることを学びました。

「芸術の目線」についてみんなで考えている様子(左) 芸術鑑賞後の意見交換の様子(右)

参加した子ども・保護者からの声

・企画展鑑賞中に彫刻家(三沢厚彦氏)と展示内で偶然お会いすることができ、彫刻作品のお話しや彫刻に使った木材(素材)の性質や匂いなど作品の裏側を知ることができて更に深く学ぶことができて喜んでいた。
・海をテーマにした生きものの彫刻「サメ」、「ワニ」について特に作品の細部に渡り、説明していただき芸術作品の見方や表現方法について学ぶことができた。
・前回のプログラム参加者で早速、自分で見た「見方」を絵に描き表現した作品を持ってきた。とても今回のミッションにインスピレーションを持ち、積極的に活動していることがわかった。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:15人