海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

日本から大学生8名が参加 現状調査を兼ねてフィリピンのマニラ湾を清掃

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、フィリピンのマニラ湾にて清掃活動を実施。海外で展開中のキャンペーン「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信するとともに、今後の本格的な清掃活動に向けた調査を行いました。

2023.10.19

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、8月31日(木)にマニラ湾を清掃しました。また、今後の本格的な活動のための調査を中心に実施しました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
海岸清掃、現状調査、地域・河川清掃
日程
2023年8月31日(木)、9月3日(日)
開催場所
フィリピン・マニラのラスピナス・パラニャーケ湿地公園、ヌエバエシハ州のラオー市
参加人数
大学生8名、職員2名、現地の市民延べ23名

フィリピンは世界3位の海洋ごみ排出国

環境省の発表によれば(2018年)、世界の海洋ごみ排出の1位から4位までが東アジア・東南アジアの国で占められており、この地域での海洋ごみ問題へのアクションが強く求められています。
私たちは海外で「Youth for the Blue」キャンペーンを展開しています。その第一歩として、フィリピンのマニラ湾での清掃活動を実施しています。本格的な清掃活動に向けた調査として、今回学生8名と職員2名が8月30日から9月5日までの期間でフィリピンを訪問し、パイロット的に清掃活動を実施しました。

今回私たちが清掃したのは、マニラ湾にあるラスピナス・パラニャーケ湿地公園です。この公園は多くの渡り鳥がやってくる場所であり、多様な生物が生息しているのですが、非常に多くのごみがあります。今回は1時間半程度の清掃でしたが、問題の深刻さを実感しました。
公園のスタッフの人によれば、ほとんどのごみはマニラの人たちが川に捨てたごみが流れ着いたものとのことです。

今後協働していく現地カウンターパートとの関係構築

そして、IVUSAがずっと活動してきたヌエバエシハ州のラオー市にも訪問し、9月3日には現地のカトリック教会のユース組織の人たちと交流し、一緒に清掃活動も行いました。近くを流れているパンパンガ川はマニラ湾に繋がっており、ここでのごみ拾いはマニラ湾清掃の一環とも言えます。
また、9月4日にはすでにマニラ湾清掃を実施しているデ・ラ・サール大学のCOSCA-LOVEというボランティア団体とワークショップを実施し、情報交換と今後の協働について話し合いました(台風による大学閉鎖のため一部オンラインで実施)。

参加した学生・現地の方の感想

これまでごみを拾うのは恥ずかしいという思いが強かったのですが、今回、日本の学生と一緒に清掃することで、その気持ちがなくなりました。これからは積極的に清掃していきます。(現地のユース)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:23人