報湖祭の花火大会で大学生と地域住民が協働 山中湖岸清掃とクリーンパトロールを実施しました!
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、山中湖村の報湖祭で行われる花火大会で、大学生と地域住民が一緒に会場の清掃をし、観客からごみを回収するクリーンパトロールも行いました。「Youth for the Blue」をコンセプトに、若い世代から海洋ごみ問題を発信していきます。
2023.09.07
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、8月1日に山中湖村の報湖祭で行われる花火大会に合わせ、大学生と地域住民が一緒に会場を清掃するとともに、観客からごみを回収する「クリーンパトロール」を実施しました。翌日の8月2日も花火会場となった場所を清掃しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
花火会場の清掃とごみの回収
日程
2023年8月1日(火)~2日(水)
開催場所
山梨県山中湖村
参加人数
大学生21名、地域住民延べ48名
2023年は記念の年
2023年は山中湖村にとって、報湖祭の90周年と富士山の世界文化遺産登録10周年となる記念すべき年です。富士山と山中湖の景観を保全し、澄んだ湖水と豊かな緑を未来に残すために、私たちは「ラブリー山中湖有志の会」の皆さんと清掃活動や子ども向けの環境ワークショップなどを行っていました。
今回は、8月1日の報湖祭の花火大会にあわせて、昨年度も実施した「クリーンパトロール」を行いました。直前までの雷雨で開催自体が危ぶまれ、予定よりは小規模になりましたが、実施することができました。
花火を見る観客に呼びかけ、ごみを回収していると、「ありがとう」「頑張っているね!」といった声もかけていただき、環境啓発にもつながりました。
花火大会の「後片付け」
8月2日は、山中地区・平野地区の花火会場や打ち上げ場所を清掃しました。特に平野地区の打ち上げ場所は多くの花火の残骸が落ちており、予定されていた時間を延長して清掃しました。
前日とはうってかわって晴天となり、山中湖の素晴らしい自然を堪能しつつ、楽しみながら清掃をすることができました!
参加した学生・現地の方の感想
今回の活動を通して、地元の方の地元愛を感じることができ、私自身も他の地域の人に自分の地元を自信をもって紹介できるようになりたいと思いました。
クリーンパトロールでごみを回収していたら、ありがとうとほとんどの方が声をかけてくださったのが嬉しかったです。ごみを拾うだけでなく、回収するという方法もあることを知り、ごみを回収することでポイ捨てする人の意識も変わることがわかりました。
清掃活動では、花火の燃えカスが落ちていることを今まで知らなかったし、考えたことがなかったため、綺麗な花火の裏側でいつも誰かが拾ってくれていたのかもと思うと、自分も今回その裏側を知れて良かったと思いました。
(大学1年生)
夜店が出ている周辺を中心にパトロールしました。
飲み物や食べものが終わりそうな人を観察し、「ここに捨ててください」と声をかけてごみ袋を差し出すと、ほとんどの人から「ありがとうございます」という言葉が返ってきました。
クリーン・パトロールというちょっとした行動が人々の意識の中に記憶されると良いなと思いました。
(ラブリー山中湖有志の会の方)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:48人