鎌倉から豊かな魚食を考える「マルカマクラブ」初心者歓迎!さばき方上達コース第三回目『自分でさばいて盛り付ける』を開催しました!
一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所は、海や生産者とのつながりを感じながら豊かな魚食について考えるサカナの部活動「マルカマクラブ」の中学生以上向けさばき方上達プログラムを開催。魚のプロが全3回で教える最終回は盛り付けまで伝授しました。
2024.02.21
一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所は、海や生産者とのつながりを身近に感じ、鎌倉から豊かな魚食について考えるサカナの部活動「マルカマクラブ」の中学生以上向けさばき方上達プログラム第三回を11月5日に開催しました。このプログラムでは、一尾の魚の下処理から保存、刺身の盛り付けまで参加者ができるようになることを目指し、魚のプロが全3回にわたって教えます。第三回目は「三枚おろしの復習と刺身の切り方・盛り付け」を実施。参加者は実際にさばいた「鯵」で切り付け方や盛り付け方を学び、最後は参加者でさばいた鯵の刺身やあら汁などを美味しく味わいました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
調理実習、試食
開催日
第三回目 2023年11月5日(日)
開催場所
地域がつながるさかなの協同販売所「サカナヤマルカマ」(鎌倉市今泉台4-12-1)
参加人数
計5名(1名体調不良で不参加)
鯵からのステップアップでカンパチに挑戦!
第二回目で鯵で2枚おろしと3枚おろし、皮引きまでしましたが、三回目の冒頭におさらいで各自3枚おろしまで行いました。講師も驚くほどの上達ぶりで、第二回目からもかなり復習していたと感じました。そして、年末にはブリ1尾を1人でさばいて盛り付けまで行えることを目標にしていたため、最後の第三回目はサイズが大きいカンパチに挑戦しました。
サイズは大きいですが、鯵と同じ構造、同じ手順で同じさばき方であることを伝えながら、1人1-2尾さばきました。最初はやはりどうすれば良いか悩んでいましたが、丁寧に教えながら何度か繰り返すうちに、鯵と同じ手順だと感じ、魚をさばくことへの抵抗は減らすことが出来たのではと感じています。
実際にプログラムに参加してから魚に触れる機会が増え「さばいてみようかなと感じるようになった」と話していたのが印象的で非常に嬉しかったです。
最後は魚種や魚の状態に合わせた切り付け・盛り付け方を伝授
さばき方に加え最終的には刺身の盛り付けも教えるプログラムなので、最後には切り付けからお皿への盛り付けまでしました。魚種に合わせた切り付け方やその時の魚の脂の乗り方や状態までも考慮した切り付け方を伝授。また、刺身の盛り合わせで大根のつまや大葉を使う理由なども教えることで、より応用を利かせた料理に挑戦することを望んでいます。
今回は刺身の切り付けと盛り付けまででしたが、参加者からはホームパーティーで出せる魚料理や冬の季節にぴったりなおススメの鍋料理なども教えて欲しいという声があったので、今後のプログラムの参考にします。
今回のプログラムをきっかけに、さばき方の感覚を身に着け、今後の色々な魚へ応用が利かせられるようになれると非常に嬉しく思います。魚をさばくというのはあくまで手段であり、目的は魚に触れる回数を増やす=食卓と魚・海とを繋げる存在にマルカマクラブやサカナヤマルカマはなれるようこれからも取り組んでいきます。
参加した方からの声
(第三回目をうけてみて)
・殆んど丸魚を触ったことのない状態から、内臓の処理、三枚おろしまで出来るようになった事に我ながら感動しました!
・今回のプログラムをきっかけに魚をさばいてみようかなと思うようになりました!
・魚を使ったおススメの料理をもっと知りたくなりました!
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:5人