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毎日流れ着くなら、いっそ資源にしよう!【海ごみアップサイクル展in銀座】を開催しました!

NPO法人木野環境は、「海ごみアップサイクル展in銀座」を開催。海洋ごみ問題に触れることができるパネルや海洋ごみアップサイクル品の展示、海洋ごみを含むごみ問題に関するトークイベント、海洋ごみを資源として扱うワークショップを行いました。

2023.11.09

NPO法人木野環境は、9月30日10月1日、10月7日~9日の計5日間、海洋ごみ問題について触れることができるパネル展示や、海洋ごみアップサイクル品の展示、また海洋ごみを含むごみ問題についてのトークイベントや海洋ごみを扱ったワークショップを行った「海ごみアップサイクル展in銀座」を開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。

開催概要
海洋プラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知ってもらうことを目的とした「海ごみアップサイクル展」の開催
日程
9月30日(土)10月1日(日)・10月7日(土)8日(日)9日(月・祝)
開催場所
松屋銀座(東京都中央区銀座3-6-1)
参加人数
約1,000人
共催
株式会社松屋
後援
九州大学大学院工学研究院環境社会部門生態工学研究室、中央区、環境省関東地方環境事務所

パネルや展示を通して海洋ごみ問題について触れる

海洋ごみ対策に挑む人々が商品化した素敵な品々についてパネルと実物で展示を行いました。会場となったのは松屋銀座の8階MGテラス。
作品や海洋ごみについて説明したパネルを真剣な様子で見る方や、海洋ごみからできた商品に驚く方も多かったようです。親子連れの参加者の他、デパートでのお買い物や食事の間に展示を見に来ていただいた方も多く、海洋ごみについての会話が弾む姿もたくさん見られました。また、海洋ごみの製品化の現状やそれぞれの製品について、スタッフに熱心に質問をいただき、関心の高さが伺えました。
これまで廃棄物の減量やリサイクルに関する様々な調査や活動を20年間行い、海洋ごみ問題について現状を目の当たりにする機会が多いことをきっかけに、私たちは海のプラスチックごみをリサイクルする本プロジェクトを立ち上げました。
「流れ着くならいっそ資源にしてしまおう」という考えから、すでにリサイクルに取り組んでいる方々にもご協力をお願いし、海洋ごみをアップサイクルした作品を展示することを考えました。今後も、海のプラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知っていただきたいと考えています。

トークイベントの開催

9月30日(土)13:00より、ごみ清掃員兼お笑い芸人の滝沢秀一氏、エシカルコーディネーターエバンズ亜莉沙氏、大日本印刷株式会社社員の佃えり子氏によるトークイベントを開催しました。
テーマは「買う、捨てるにあらわれるBEAUTIFUL MIND」。
MCのエバンズさんが松屋銀座の販売側としての工夫を紹介したり、滝沢さんのごみ清掃員として体験からの話題提供があったり、ものを作る側としての想いや取り組みを佃さんが説明したり、笑いを交えながらのあっという間の1時間でした。
トークイベントの中ではごみは分別すると資源になり、本当に捨てるものはほんの少しという話から、海洋ごみも分別していくと資源になり、様々な製品になることをご紹介いただきました。滝沢さんは、海洋ごみから作ったごみ袋に高い関心を寄せて、「捨てるものだからこそ(バージンのプラスチックよりも)海洋ごみで作ることに意味があるよね。」とお話しされていました。

ワークショップの開催

10月8日(日)は、株式会社REMAREのスタッフによる海洋ごみキーホルダー作りのワークショップが開催されました。
海洋プラスチックごみを素材や色ごとに分け、レジンに閉じこめるキーホルダーです。「これの元は何ですか?」「どこで拾ったの?」「うちの近くの海もごみがひどくて・・・」など、様々な話をしながら作業が進みます。朝から夕方まで参加希望者が絶えることはなく、大盛況のワークショップになりました。

参加した子ども・保護者からの声

・くつがかわいかった。海洋ごみからできるなんてすごい。
・キーホルダー作りはすごく楽しかった。
・ヨーロッパでの日本製品への興味は高い。海洋ごみアップサイクル製品も日本製品としてヨーロッパで製造、販売したらいいのに。
・買い物に来たので、買いたかった。販売をして欲しい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:1,000人