海上保安のリアルを学び、クリーンに活かそう!第四回「海と海保を知ろう!(シティクリーン)」
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは「海上保安のリアルを学び、クリーンに活かそう!第四回 海と海保を知ろう!(シティクリーン)」を開催。大学生らが参加し、これまでに実施した海上保安に関する学びを振り返り海洋保全についてディスカッションした後、渋谷駅周辺でシティクリーンを行いました。
2024.03.30
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、2024年3月21日(木)に海上保安のリアルを学び、クリーンに活かそう!第四回「海と海保を知ろう!(シティクリーン)」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
本イベントは、公益財団法人海上保安協会様から海上保安に関するリアルな活動やこれまで3回開催してきた海上保安に関する体験や見学などの学びを振り返り、今後の活動に活かして行くことを目的に開催いたしました。オンラインでのディスカッションの後、渋谷駅周辺でのシティクリーンを行いました。
日程
2024年3月21日
開催場所
東京都渋谷周辺
参加人数
14名
海保とのイベントを振り返り今後の活動に活かす!
今回は2023年度全四回にわたる「海と海保を知ろう」について振り返り兼勉強会を行い、そこで得た知識や想いを経て渋谷にてシティクリーンを行いながら海洋保全についてディスカッションを行いました。公益財団法人海上保安協会様との振り返りではこれまでイベントに参加したメンバーを中心に意見交換を行いました。まず議題にあがったのは、海上保安協会/海上保安庁とZ世代のこれからの連携可能性についてでした。海保の課題としては、海保へ興味を持つ若者が少ないということで、若者がより海の綺麗さ、保全により興味を持ってもらい海洋保全の活動を志して欲しいという願いがありました。そんな中若者からは、よりSNSを効果的に使い、若者に寄り添った発信をすることによって海保のかっこいい活動や存在意義について理解が広がり、志す若者が増えるという意見が出ました。その一方で、海上保安協会常務理事の方や特命担当部長の方からは海保に関わって働く中での海に対する想いやリアルな経験談などを聞かせていただき、それらを聞いた若者たちは心を打たれるような場面も見られました。我々のような大学生や高校生が普段対話を行うことが難しい方々と直接コミュニケーションが取れたこと、非常に貴重な経験であり、今後の活動に活かしていこうという志が生まれた瞬間でありました。
海保との振り返りを経て渋谷をクリーン!
公益財団法人海上保安協会様との活動の振り返りと勉強会を経て、渋谷でのシティクリーンを行いました。海保との振り返り、勉強会の後であったため、渋谷に落ちているごみが排水口や川を経由し、海に流れてしまっている。そして、それらが海の安全や綺麗さを脅かしているということが普段よりも一層感じ取る事ができ、より心に刻まれるシティクリーンとなりました。渋谷のように多くの年代の方が集まる場所でシティクリーンをすることは、その活動自体が海洋ごみ問題の広告となり、歩いている人に対しても環境意識を発信することにつながります。一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIでは毎月渋谷や代々木公園周辺でシティクリーンを繰り返していますが、なかなか落ちているごみの量は変わらない現状があります。ごみを拾う活動を続けていても、ごみを捨てられる回数と量が減らない限り、街のごみ、そして海のごみは無くなることはありません。そのため、これからもごみを拾う活動にとどまらず、活動を発信することで街の人の環境意識、海洋保全の意識を増進させていきたいと思います。
参加者からの声
・大学生:「海の安全を守る仕事がとてもかっこよく、勉強になりました。」
・大学生:「海洋問題に関心のない若者をどのように巻き込んで行くかが重要であると感じました。」
・大学生:「渋谷でのクリーンは様々な方に見られて恥ずかしかったが、少しでも環境意識を持ってもらえたら嬉しいです。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:14人