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クイズ学習や真鯛釣り体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育む 大分県臼杵市「親子のための大分の海を学ぶツアー」を開催しました!

小学生から高校生を対象にした「親子のための大分の海を学ぶツアー」をMfiseaが開催しました。海洋資源や海洋汚染など日本の海の問題を学びながら、船上からの眺望を楽しみ、真鯛を釣り上げ、実体験を通じて海や魚への愛着や関心度を高めるイベントになりました。

2023.06.07

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年5月20日(土)および2023年5月21日(日)に、日本の海が直面している問題をクイズ形式で楽しみながら学習するとともに、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育むことを目的として、「親子のための大分の海を学ぶツアー」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

第1回イベント概要
2023年5月20日(土)7:00出船 14:00帰港
フィッシング美英(https://www.fishingmiei.com/
大神漁港(大分県日出町大神5477)
第2回イベント概要
2023年5月21日(日)
[午前組]7時出船 11:00頃帰港
[午後組]12時出船 16:00頃帰港
NOBO Fishing Guide(https://nobo93.wixsite.com/captain-nobo
尾本港 (大分県臼杵市佐志生3631-11)
第1・2回プログラム
・出船:海洋問題や釣り方の説明
・帰港:船をバックに魚を持ちながら集合写真
・帰宅:アンケート記入、想い出の絵を事務局へ
第1・2回参加者数
20名

親子のための大分の海を学ぶツアー

小学生から高校生の親子を対象に「親子のための大分の海を学ぶツアー」を実施しました。出船当日は天候にも恵まれ、心地よい風を受けた子供たちからは、甲板デッキの上で「風が気持ちがいい!海が綺麗!」といった声があがっておりました。またデッキの下を覗き込むと赤く光るクラゲが浮遊しており、「わあ、パパ見て!」と驚嘆する姿も見られました。多くの参加者は船に乗ること自体が人生で初めての経験となり、船上からの風光明媚な自然の眺望を堪能できたようです。
また、ツアーの中で実施している海洋問題クイズでは、プラスチックの排出量、プラスチックの性質(半永久的になくなることはないこと)、自然に流出することでマイクロプラスチック化が進行することなどを出題し、クイズ通じて海洋環境問題を学びました。多くのごみが一般家庭から海に流れ出ている事実や漁獲量が減少していることもクイズの中で触れ、海洋資源問題や海洋汚染が身近な問題であるということに改めて気がついた様子でした。たくさんの思い出を育んでくれる豊かな海を未来に受け継いでいくために、一人ひとりが意識を持って行動していくことの大切さを実感いただく良い機会になったようです。
船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験では、魚が獲物を捕食するときの習性を説明したうえで、真鯛を釣り上げるための道具がどういう機能を果たしているのかという説明し、より生き物の習性に対しての関心を持つきっかけとなりました。実際に魚を釣り上げた子供たちは、自らの力で釣り上げたこと(成し遂げたこと)に満足感を感じ、嬉しそうに魚を掲げていました。日常生活から離れて普段の生活の場では得ることのできない体験をすることで、海への愛情や関心度が高まったイベントとなりました。
 

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。「親子のための大分の海を学ぶツアー」は実体験として海や魚に接し、海を愛する心を育むとともに現在日本や世界が抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。特に今回は小学生から高校生かつビギナーでも敷居の低いイベントとしたことにより、今まで関心がなかった子供たちの意識が変わるきっかけになったものと確信しております。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

参加した子ども・保護者からの声

・魚を釣れた時嬉しくて、楽しすぎた。釣れてない間も色々とおしゃべりをして楽しめた。また参加したい。
・船の1番前で風に当たるのが気持ち良かった。
・ヒラメがいたのに驚いた。カレエとヒラメの違いが知れた。家に帰って釣った魚を食べることで、海への感謝の気持ちがうまれた。
・船でスタッフの人と話をしている時に、アジの釣り方にもいろいろな方法があることを知って楽しかった。
・海のクイズが楽しかった。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人