海洋問題解決への想いと抱負を絵馬に書こう!「代々木お参りシティークリーン」を開催しました
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、「代々木お参りシティークリーン」を開催。明治神宮を訪れ海洋問題解決への想いと抱負を絵馬に書くことで具体化し、参拝後に代々木公園周辺の街中で清掃活動を実施。SNSでも活動の様子や想いを発信しました。
2024.02.29
一般社団法人サスティナブル推進協会NAMIMATIは、2024年1月28日に東京都代々木公園周辺にて海洋問題解決への想いと抱負を絵馬に書こう!「代々木お参りシティークリーン」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
本ビーチクリーンイベントは、海洋ごみのほとんどが街から流れて来るごみであるということで、代々木公園という街中でクリーンを行いました。新年も明けたということで、近くの明治神宮にて海洋問題解決に向けた想いと抱負を絵馬に書くことによって、それらの想いを具体化しその絵馬を見た人にも想いが伝わって欲しいという目的で行いました。当日はおめでたい赤もしくは白の紅白カラーのアイテムを身に付けるドレスコードを用いて、絵馬と一緒にSNSでの拡散を狙いました。
日程
2024年1月28日
開催場所
東京都代々木公園周辺
参加人数
14人
代々木公園の周辺でZ世代が大量のごみをピックアップ!
今回のシティークリーンは多くの方が利用する代々木公園周辺にて行いました。休日でもあったことから、たくさんの人で賑わっており、踊っている人もいれば、フェスも行われていました。多くの人が利用することもあり、代々木公園周辺にはペットボトルやたばこ、コンビニ弁当のごみが散乱しておりとても拾いがいのあるシティークリーンとなりました。今回、代々木公園という都会でシティークリーンを行った大きな理由は海のごみのほとんどが街から流れてくるごみであるということを発信するためです。我々が普段ビーチクリーンをしている湘南ではごみを拾っているひとが多く見られる一方で、渋谷や代々木付近ではたばこのポイ捨てや食べたコンビニ弁当をそのまま放置する人が多く見られます。このように地域によって環境意識の違いがあることは同じ地球に住む人として、変えていかなくてはいけないことであると我々は考えています。そのためにNAMIMATIはZ世代を中心としてSNSを活用することで、クリーン活動を発信し環境・海洋問題意識の向上を目的としています。結果的に今回のシティークリーンでは45Lのごみ袋2.5個分のごみを集めることができ、しっかりと分別して捨てることが出来ました。
コンセプトはお参り!海洋問題への想いを具現化しよう!
今回のシティークリーンでは1月ということもあり、コンセプトを「お参り」とし、明治神宮で初詣した後に清掃活動を行いました。お参りでは参加者各々の海洋問題に対する想いや願いをお祈りし、その想いを絵馬に見立てた紙に書きました。このコンセプトの背景として、普段海洋問題や社会課題について考えていること、想っていることは言葉や文字としてアウトプットすることで初めて具現化し、回りの人にも広がっていくと考えております。そこで今回、あえてその思いを紙に書いてグループで発表することによって想いが伝染する、またSNSに載せることによってより多くの人に届くことを狙い、このコンセプトで開催しました。参加者たちはZ世代ということもあり、想いの書いた紙を各々のInstagramにて発信している様子も見られました。代々木公園周辺に落ちている多くのごみを拾いながらも写真や動画をとり、クリーン直後にカフェに集まりその日の内に自ら加工、編集、発信を行っており、若者世代個々の発信力が活かされた瞬間でした。参加者の中には、「だれも友達や知り合いがいなかったが、NAMIMATIさんのSNSがおしゃれで良い活動をしていて、私も参加したいと思った」と参加の動機を語ってくれた方がおり、我々が目的としているSNSによる発信で環境活動の参加者を増やすことが少し達成出来ました。我々のSNSでの発信が少しずつでも環境・海洋問題意識の向上に寄与できればと考えているため、これからも続けていきたいと感じました。
参加者からの声
・大学生:「だれも友達や知り合いがいなかったが、NAMIMATIさんのSNSがおしゃれで良い活動をしていて、私も参加したいと思った。」
・大学生:「注意してみるとごみが多く落ちていることに気づき、これが海に流れていると思うと複雑な気持ちになります。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:14人