自慢の葉山の海で誰にとっても良い1日になるための「とってもクルージング11.11」を開催しました
一般社団法人Telacoya921は、自慢の葉山の海で誰にとっても良い1日にするための「とってもクルージング11.11」を開催。葉山マリーナにてクルージングのあとは座談会を行い、参加者たちが想いを語り合いました。
2023.12.08
一般社団法人Telacoya921は、自慢の葉山の海で誰にとっても良い1日になるための、「とってもクルージング11.11」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
とってもクルージング11.11
日程
2023年11月11日(木)14:45~17:30
開催場所
神奈川県・葉山マリーナ
参加人数
48名
協力団体
葉山マリーナ、TO BEACH CONTINUED
とっても寒い開催日
11月とは思えない半袖ライフの日々が続きましたが、開催日の葉山はとっても寒い日となりました。
みんな初めましての中で、お誕生日をお祝いしたり、結婚記念日をお祝いしたり、お空に旅立った海が大好きだったおじいちゃんに思いを寄せたり、船上は温かい気持ちがいっぱいでした。
抱っこの0歳児の赤ちゃんから、子どもたち、大人たち、お手伝いの必要な方、お手伝いをする方、そのサポートをする方、いろんな方が一緒に船に乗りました。
これこそ、ちっちゃな地球そのもの。
その日にお祝いの人もいれば、悲しいお別れをした人もいる。
でもみんなで海上から見たうっすら焼けた夕陽。
同じ平和な景色を共有出来て私たちはとってもHappyでした!
車椅子での乗船下船
葉山マリーナのみなさんのサポートも心強く、回を重ねるごとに車椅子での乗船下船もだいぶ慣れてきました。下船後は座談会を行い、参加者のみなさんの想いを語り合える良い時間となりました。
バリアフリーな場所でもそうでない場所でも、困っている方や不自由さを感じている方を見つけたら、自然に手を差し出せる人が増えて欲しいと思っています。
「私たちが思う自慢の葉山の海で、誰にとっても良い1日を過ごして欲しい!」
お父さんも、お母さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、子どもたちも、赤ちゃんも、赤ちゃんを連れている人も、お手伝いが必要な人も、お手伝いをする側の人も、海に入る人も、入らない人も、誰にとっても良い1日になりますように。そんな願いを込めた活動です。
船上で潮風を感じているみなさんの表情がとってもステキで、子どもたちのごきげんな声がかわいくて、あっという間の1時間となりました。
参加した子ども・保護者からの声
・海が身近にある葉山町の歴史や地形などを知ることができました。いつも陸側から見ている景色も、海から見るとまた違って見えてとても面白かったです。
・海を愛する人たちが、海が身近にない人たちにも海にまつわる問題について考えて欲しいと思っていることが伝わってきました。
・障害のある娘と家族は、このイベントを通して、一緒に海のバリアフリーなモビリティ(モビマット、モビチェア)を体験し、サポートの方々と海を介して交流することができました。いつもの生活では感じられない、みなさんとの一体感も海ならではの醍醐味でした。また海に慣れていない我が家にとって、海を熟知されているプロジェクトメンバーの存在は心強く、海へのハードルもぐっと低くなりました。娘にとってこのような体験は、特別支援学校卒業後の学びになります。生涯学習としても貴重な機会です。
・クルージングだけでなく、学びの多いイベントです。小さな子ども、お年寄り、車椅子利用者などそれぞれが必要とするサポート、準備が異なり、スタッフのご苦労は計り知れません。参加者が「お客様」という受け身ではなく、スタッフとともにサポートしあいながら参加できる環境づくりが期待できます。またこのイベントは子どもたちにとっても、手を差し伸べることが日常になる、インクルーシブな社会への取っ掛かりとして価値的です。今後も継続していただきたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:48人