昨年に引き続き大盛況!海の魅力を楽しく学べる「海洋都市横浜うみ博2023」を開催しました!
海洋都市横浜うみ協議会は今年も船舶や生物、環境、仕事など海の魅力を伝える体験型イベント「海洋都市横浜うみ博2023」を開催。にぼし解剖ワークショップやウナギの生態を紹介するステージ、船舶の乗船会など、子どもたちは楽しみながら理解を深めました。
2023.10.23
海洋都市横浜うみ協議会は、将来を担う子どもたちに、船舶や生物、環境、仕事など海の多様な魅力を伝える体験型イベント「海洋都市横浜うみ博2023」を昨年に引き続き、8月5日と6日の2日間開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
子どもたちに、船舶や生物、環境、仕事など海の魅力を伝える体験型イベント。
日程
2023年8月5日(土)・6日(日) 10:00~17:00
ウェブコンテンツ公開期間:7月14日(金) ~ 9月14日(木)
開催場所
【メイン会場】横浜市役所アトリウム:神奈川県横浜市中区本町6丁目50-10
【サブ会場】 大さん橋ふ頭基部ロータリー:神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1
参加人数
【リアル開催】20,000人(2日間合計) (5日:9,200人、6日:10,800人)
【バーチャル開催】43,079人(ページビュー数:111,966人)
コンテンツ
展示ブース:21 ワークショップ:8 ステージ:15 船舶・実機展示:11
バーチャル展示:15
特別協力
日本財団 協力:福島県、横浜市中央卸売市場魚食普及推進協議会、㈱新日本海洋社
共催
横浜市
【展示ブース】 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
研究調査で撮影された生物が映るデジタル深海水族館では、タッチ画面に子どもたちが集まり、深海生物の特徴に驚いたり、図鑑で得た知識を教えあったりと交流が生まれていました。また、北極域研究船の船名を考えてみたり、有人潜水調査船「しんかい6500」や熱水噴出孔の模型を見ながら、水圧に耐える船のしくみや熱水環境の生物の暮らしを知り、家族で想像をふくらませている様子でした。
【展示ブース】 横浜・八景島シーパラダイス
横浜・八景島シーパラダイスのブースでは、海の生きものたちとふれあうことができるタッチプールを展開。ヒトデやナマコ、サメなどに触ってふれあうことができ、子どもたちは生きものの特徴や動き方を間近で観察していました。触った感触の違いや元気な動きに子どもたちは目を輝かせながら、生きものの魅力を体感したようでした。
【ワークショッププログラム】 横浜市中央卸売市場魚食普及推進協議会
にぼしを解剖して体のつくりを観察するワークショップでは、頭・腹・背中・尾など細かく分けて観察し、小さな体の中のさまざまな部位について学びました。種類によって異なるおいしさになるだしの飲み比べもあり、子どもたちのみならずお父さんお母さんも興味津々。楽しみながら理解を深めることができました。
【ステージプログラム】 水産研究・教育機構(FRA)
ウナギが大好きな「ウナギの変人」ことウナギストが登場。ウナギのすみかについてのクイズを出題しました。川、湖、海すべてが正解などウナギの生態を紹介。ウナギ稚魚を大量に育てる取り組みも紹介し、おいしいウナギが食卓に届けられることについて子どもたちが理解を深めることができました。
【船舶・実機展示】 清掃兼油回収船べいくりん・消防艇まもり
海で活躍する船舶の外観見学や乗船会、実機展示を大さん橋埠頭やサブ会場の大さん橋基部ロータリーにて実施しました。「清掃兼油回収船べいくりん」や「消防艇まもり」への船内見学等を行い、多くの人々で賑わいました。
【スタンプラリー】 スタンプラリーの実施
会場内をめぐって景品をもらえるスタンプラリーを実施しました。メイン会場とサブ会場の各ポイントの他、出展ブース内にもスタンプポイントを設置することで、回遊性の向上を図りました。
【キッチンカー】 キッチンカーによる海の幸などの提供
地場産の海の幸やうみ博オリジナルメニュー等の魅力的なキッチンカーによる飲食提供を行いました。ゆっくりと食事を楽しむ家族の姿が多数見られました。
【バーチャル展示】 企業・団体コンテンツの展示
海に関わる企業や団体が、「うみについて学ぼう!」、「うみや船の仕事を知ろう!」、「うみの生き物や環境を知ろう!」の3つのテーマに沿って、海の仕事、船、研究、生き物、環境問題など、海に関わるさまざまな内容を動画や画像で紹介する展示を行いました。
参加した子ども・保護者からの声
・海の生き物との触れ合いのブースも楽しかった
・いろいろな試食や体験をやっていておもしろかった
・海に関する知識が増えて、とても面白かった
・子ども向けが多くよかった
・VR、ARのイベントは子供の興味が強かった
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:63,079人