楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs! 東大阪市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、大阪府東大阪市「HANAZONO EXPO2023」会場の1区画で「プログラミングで海のSDGs!」を開催。子どもから高齢者まで幅広い層の参加者に、SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマにゲームプログラミング「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」に挑戦してもらいました。
2023.12.01
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2023年11月3日(金祝)・4日(土)の2日間、大阪府東大阪市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップ「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を実施しました。今回は「HANAZONO EXPO」での開催となりました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2023年11月3日(金祝)・4日(土) 10:00~16:00
開催場所
花園中央公園(大阪府東大阪市民美術センター)
参加人数
77名(見学者24名)
協力
リトルスタジオインク株式会社
「Scratch」を通して楽しく学ぶ海のSDGs
大阪・関西万博に向けて開かれた、「HANAZONO EXPO2023」の会場の1区画でワークショップを行いました。今回は、海が危機的な状況であるという話を聞いた後、アマモを植えて二酸化炭素から海を守るゲーム作り「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を体験していただきました。海洋に生息するアマモなどの海草は、光合成で二酸化炭素を吸収・貯留するなど海をきれいにする役割を担っています。
みんなが分かりやすく楽しく学べるよう、通常90分の講義を45分にまとめた内容で1日5回実施し、一人でも多くの来場者が参加できるようにしました。会場内ではワークショップに興味を持たれた来場者が後方の席で講義の様子を見学したり、アマモや珊瑚がピンチであるという話を親子で真剣に頷きながら聞いていたり、園児から80代の大人の方までがパソコンに触ってプログラミングを体験する等、このイベントならではの幅広い年齢層に参加をしていただくことができました。
二酸化炭素をアマモでキャッチしてハイスコアを目指そう!
プログラミングでは、海中に落ちてくる二酸化炭素をアマモでキャッチして得点を得るゲームを作り、ハイスコアを目指して二酸化炭素を増やしたり、落ちる速度を変えたり等、楽しいゲームになるように難易度(ゲームバランス)をプログラムしていきました。
設定した二酸化炭素を増やす量が大きすぎて、点数がどんどん減っていくと、「めっちゃやばいことになってる」「むずいねん」と関西らしい楽しい反応がありました。面白いゲームを作るにはゲームバランスの設定が大事だということ、ゲームバランスが崩れていることが現在地球温暖化と同じ事だと話すと、みんなが納得をしていました。さらには、現実ではアマモは簡単に成長しないので、日本全国でアマモ場の再生や、海の豊かさを守るためにどのような活動がされているか紹介をしました。また、プログラミングやIT技術が社会課題解決にともて大切なことをしっかりと伝えました。
今回は様々な参加者がいましたが、その中で小学生の男の子が今年度最高得点をはじき出しました。プログラマ ーやeSportプレイヤーの将来が楽しみです。
参加した子ども・保護者からの声
・プログラミングが地球かんきょうに役立つことが知れてよかったです。しょうらい、アマモがふえてほしいと思いました。(小3・男子)
・二酸化炭素で海などのかんきょうをこわしていることは知っていたけどこんなにひどいとは思いませんでした。(小5・男子)
・海をもっと守るための活動をしたいと思った。(小5・女子)
・プログラミングを通じて、何か人ができないことができたらいいと思う。(大人)
・私にできることないかなー。海の汚染は気持ちが晴れないです。(大人)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:101人