楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs! 上田市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、長野県上田市にて「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップとものづくり会社の工場探検を実施し、海洋プラスチックごみ問題やICT技術、工場のオートメーション化などを学びました。
2023.11.01
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2023年9月30日(土)に長野県上田市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。
SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップ「micro:bitで海洋プラスチックごみ調査」と「NAT工場探検」を実施しました。今回は、「プログラミングで海のSDGs!」では初めて、企業とコラボしたSDGsイベントを開催。ものづくりの会社「長野オートメーション株式会社」を会場に、プログラミングワークショップに加え、普段は見られない「工場探検」を実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2023年9月30日(土) 9:30~16:00
開催場所
長野オートメーション株式会社
参加人数
9名
協賛
長野オートメーション株式会社
協力
株式会社Ccobi、リトルスタジオインク株式会社
micro:bitで海洋プラスチックごみ調査
micro:bitを使ったワークショップで、参加者は自分でプログラムをしたmicro:bitで調査船をコントロールし、仮想の海に広がる海洋ごみ拾いを体験をしたあと、海洋プラスチックごみの課題解決について考えます。「プラスチックごみ」と「その他のごみ」がどのくらいの割合で回収できたのか、チームごとに結果を見比べながら、世界の海の現状について学びました。講師とサポーターは、長野オートメーション株式会社の新入社員の方々が行いました。長野県は、海には面していないけれども、豊かな自然と川が流れています。「海」について考える機会は比較的少ないかもしれません。だからといって、「海の豊かさを守る」ということと無関係ではありません。
川から繋がっている海を守るために、ふるさとの川や自然を綺麗に保つことが重要です。今自分にできることは何があるか、プログラミングやICT技術がどのように活用されるかを知ってもらい、将来に繋げていってほしいと呼びかけました。
ワークショップのまとめでは、長野オートメーション株式会社の山浦代表取締役社長が、工場探検の学びにつながるファクトリーオートメーションとは何かという解説と、製造業が担うSDGsについてお話しされました。
NAT工場探検
プログラミングワークショップの後には、会場の長野オートメーション株式会社の工場内を探検することができました。普段イメージしている工場とは違う、工場を自動化する(ファクトリーオートメーション)ための工場(ものづくりの場)を見学することで、新しい発見や学びがありました。ロボットが工場で使われていることは、みんな知っていますが、ロボットを工場で動かすためのシステムには、色々な工夫があること、同じ物を大量に作るための工場をつくるには、毎回、新しい創意工夫が必要だということに参加者全員、新しい発見と学びがあり、まさに工場見学では無い工場探検を体験出来ました。
参加した子ども・保護者からの声
・初めて知ったことがたくさんありました。海や SDGsに前よりも興味がわきました。 今日はありがとうございました。(小4・男)
・(海の)SDGs のことについてしっかり学べた。工場の中に入れておもしろかった。(小6・女)
・もっと地球の環境とかどういう問題があるか 、あらためて知りたくなった。(小5・男)
・海なし県の中で子どもに海のことを教える機会がなかったのでありがたかったです。プログラミングをきめ細かく教えてもらえて良かったです 。(保護者)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:9人