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楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs 大和郡山市立筒井小学校で「プログラミングで海のSDGs!」オンライン出前授業を開催しました!

一般社団法人イエローピンプロジェクトは大和郡山市立筒井小学校で「プログラミングで海のSDGs! 」オンライン出前授業を開催。5年生にSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」をテーマにSTEAM学習として構成された「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を行いました。

2024.02.14

一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2024年1月23日(火)に大和郡山市立筒井小学校にて「プログラミングで海のSDGs! 」オンライン出前授業を開催いたしました。5年生の児童を対象に、プログラミングを通してSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」をテーマにSTEAM学習として構成された「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を実施しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「プログラミング海のSDGs!」出前授業
日程
2024年1月23日(火) ①9:35~11:25 ②13:40~15:15
開催場所
大和郡山市立筒井小学校(オンライン)
参加人数
5年生54名
協力
リトルスタジオインク株式会社

「Scratch」を通して楽しく学ぶ海のSDGs

大和郡山市立筒井小学校5年生の皆さんには、ブロックを組みあわせてプログラミングができるソフトを使って、オンラインで「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」に取り組んでいただきました。

人間の社会活動により大気中に増加している二酸化炭素は、海にも溶け込んでいますが、その二酸化炭素は再び大気中に放出されてしまいますし、その量が増えすぎると、海水がアルカリ性から酸性へと傾いてしまう「海洋酸性化」がおこってしまいます。そこで、海に溶け込んだ二酸化炭素を固定化することが大切になります。

この固定化の役割りを果たすのが「ブルーカーボン」です。海洋に生息する海藻やアマモなどの海草は、光合成で二酸化炭素を吸収・貯留(固定)する役割を担っています。

ブルーカーボンやアマモ、アマモ場の大切さについてついてはほとんどの児童が知らなかったようですが、積極的に知ろうとしてくれました。また、海の環境を守っている事例にも興味を惹かれたようでした。

アマモを植えるゲームでブルーカーボンチャレンジ!

Scratch画面の海のフィールドに、アマモのキャラクターを植えていくプログラムをしていきます。ゲームをスタートすると上から二酸化炭素のキャラクターが落ちてきて、それをアマモがキャッチ(吸収)することでスコアを得ることが出来ます。ですがキャッチできる回数が決まっていて、アマモは画面から消えてしまい、さらに吸収できなかった二酸化炭素はマイナスの得点になってしまいます。それで次はゲーム内にアマモを植えられるロボットをプログラムします。

「繰り返し」や「もし」などのブロックの使い方について自ら考え、講師のScratch画面と自分のScratch画面を見比べながら、熱心にプログラムを組み立てていました。単純に設計されたゲームではすぐに慣れてしまうので、ロボットの速度や二酸化炭素の数などを変えて、ゲームバランスを調整していきます。時間の最後まで熱中して、ハイスコアを目指している姿が印象的でした。

今回学んだプログラミングをはじめとするICT技術を活用することで、アマモや海の環境をより効率的に守ることができることを紹介し、授業を終えました。

参加した児童からの声

・アマモがあるとみずのながれが優しくなることとかアマモ場には色々ないきもがいることとかを初めて知った(小5)

・今海は大変なことになっていると知った。アマモが海の生態系を守ってくれていると知った。二酸化炭素が増えているせいで貝が殻を作れなくなっているとは驚いた。(小5)

・奈良には、海がないけど海につながる川があるから気をつけて見ようと思う。ゴミの話はしっていたけど、改めて聞いて驚いた。プログラミングのゲームはとても楽しかった。家族には海藻や海草の話をしたい。(小5)

・プログラミングが好きなのでこのイベントに参加できてよかったです!しかも色々な知識などがしれて楽しかったです!これからももっとプログラミングについてもっと知りたいと思いました!(小5)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:54人