シーカヤックの体験を通じて身近な海を楽しむ【日本大学中学校(横浜市)のカヌー体験学習】を開催しました!
江田島湾パドルリレー実行委員会は、島外の中学生の生徒を対象に「カヌー体験学習」を開催しました。地元の長瀬海水浴場でシーカヤックの体験を通じて身近な海への親しみを持ってもらうことが目的です。ライフジャケットの浮力効果も体験してもらいました。
2024.11.12
江田島湾パドルリレー実行委員会は、島外の中学生生徒を対象に、地元の長瀬海水浴場でシーカヤックの体験を通じて、身近な海を楽しむ「カヌー体験学習」を10月17日に開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
日本大学中学校2年生の生徒及び教職員に、身近な海への親しみを持ってもらうために、シーカヤックの体験を行いました。
日程
2024年10月17日(木)
開催場所
長瀬海水浴場(広島県江田島市)
参加人数
19名
協力団体
一般社団法人江田島カヌークラブ
まずは、シーカヤックのレクチャー
日本大学中学校(横浜市)2年生の生徒と教職員が、午後2時からシーカヤックを体験しました。
江田島市では、10年前から民泊事業(体験型修学旅行)を積極的に誘致しており、江田島の自然を体験して頂くために、各種のメニューを用意しており、その一環としてマリンアクティビティ(シーカヤックやSUP)の体験を、江田島湾パドルリレー実行委員会が提供しています。
最初に、クラブのインストラクターの紹介と全体の挨拶を行い、自己紹介や体験にあたっての注意事項などについて説明をしました。その後、パドルの使い方をレクチャーし、カヤック艇の乗り方を説明します。
「江田島の魅力を島外に」生徒から教員までみんなが江田島の海でパドリング
レクチャーの後に、ライフジャケットを着用し一度水につかります。ライフジャケットの浮力効果を最初に体験し、海に落ちても安心して落ち着けるようにするためです。それから、海に出て最初は浜から近いエリアでインストラクターについていきながら、パドリングに慣れ、その後、沖にクルージングに出ていきます。浜から出て、左手には三ッ小島と船霊社、正面にはカキの養殖筏、右手の奥には牡蠣養殖の抑制棚とその奥には鳥のコロニーや自然浜など、江田島の自然や文化・産業が点在しています。それらをガイドしながら、子供たちの体験学習に深みを与えます。
生徒さんたちの反応に手ごたえ
参加した生徒の殆どが、初めての体験でしたが、みんな「楽しかった、もっとやりたい」といってくれて、これからの「里海体験学習」の充実に手ごたえを感じました。
体験後は、シーカヤックやパドル・ライフジャケットなどの道具類の片付けも子どもと一緒に行いました。ただ楽しむだけでなく、道具を大切に扱うこと、どのような道具があって、どれくらい準備や片付けが必要なのかを身をもって知ることも大事にしてほしいと考えています。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:19人