一般社団法人GO UP KAGOSHIMAは、2025年3月8日(土)に特別授業や、総合的な学習の時間を通して「地元の海」への知識を深めるため、それぞれが様々な視点から海に触れて学習を進めてきました。両校から代表に選ばれた子供たちが合同報告会に向けて、これまでの学びをまとめた資料を作成し発表を行いました。

「うみ歌プロジェクト」は日本中に残された「海にまつわる歌」に込められた先人たちの価値観や美徳を探求します。歌を通して「地元の誇り」と「文化」を次の世代を担う子供たちへ伝え継ぐプロジェクトです。本取組みを通して、子供たちが「地元の海」を身近に感じ、海との関わりを考える機会を作っていきたいと考えております。本プロジェクトは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

うたい継ごう！うみ歌プロジェクト「清水小学校・八幡小学校 学習内容合同報告会」
日程
2025年3月8日(土)　13:00～14:40
開催場所
株式会社鹿児島放送　2階会議室
参加人数
鹿児島市立清水小学校、八幡小学校の6年生と先生、保護者　計37名

清水小学校・八幡小学校発表

清水小学校・八幡小学校の6年生はこれまで2回の特別授業と、総合的な学習の時間を通して「地元の海」への知識を深めるために様々な調査や考察を行ってきました。地元の歴史や鹿児島の海の豊かさ、海の自然環境や生物、海にまつわる民謡、「われは海の子」の作詞家である宮原氏がどんな思いを込めたのかの考察など、本プロジェクトを通しての調査の結果を発表しました。発表の前にはそれぞれの活動をまとめた動画を鑑賞し、それぞれの学習の様子を振り返りました。同級生、そして他校の生徒たちの発表に子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

かごしま民謡北辰会による民謡披露

発表会のあとは「かごしま民謡北辰会」の皆様に民謡を披露していただきました。鹿児島や県外の海にまつわる民謡など7曲演奏していただき、聞いたことのある民謡や初めて聞く民謡、そして民謡を演奏する際に使用する珍しい楽器に子どもたちも興味津々でした。

参加した子ども・保護者からの声

・ほかの小学校の勉強したことの発表を聞けて良かった。
・他校の発表を聞いて海をきれいにしようと思った。今後は清掃活動などに取り組んでいきたい。
・同じプロジェクトでも違う学校の発表を聞けて良かった。
・このイベントがあったからこそ、海に興味を持てたし、海の良さや問題など色んな事を知ることが出来た。
・海を大切にして、自分にできることや地域でできることなど取り組んでいきたい。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：37人