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カキむき体験&船でカキ筏見学!海のお仕事体験プログラム~詫間カキ編~を開催しました!

NPO法人イドバタは小学生を対象に、海のお仕事体験プログラム~詫間カキ編~を開催しました。地域の海の未来や抱えている課題を感じ取ってもらうため、牡蠣をむいたり、船に乗ったりしながら海で育てられた牡蠣が店頭に並ぶまでを楽しく学んでもらいました。

2025.03.13

NPO法人イドバタは、2025年2月1日、2日、8日、15日、22日に小学生を対象に牡蠣をむいたり、船に乗ったりしながら海で育てられた牡蠣が店頭に並ぶまでを楽しく学び、地域の海の未来や抱えている課題を感じ取る海のお仕事体験プログラム~詫間カキ編~を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

海で育てられた牡蠣が店頭に並ぶまでを楽しく学ぶ
日程
2025年2月1日、2日、8日、15日、22日
開催場所
詫間漁協カキ作業場(香川県三豊市詫間町詫間6606)
参加人数
50名
協力団体
詫間漁業協同組合

いつも気になっていたあのイカダに行ってみる

この冬、詫間漁協カキ作業場にて海のお仕事体験プログラム~詫間カキ編~が行なわれました。太田水産の太田社長の指導のもとで優しくカキ養殖事業自体のことや詫間地域におけるカキ養殖事業の歴史を教えていただきながら、カキむき体験とカキの養殖イカダの視察に行きました。

参加者からは、「いつも陸から見えていたイカダが地域の特産品のカキを養殖しているイカダだったとは知らなかった。今日からあのイカダを見る目が変わりました。」と、単純にカキの話しだけではなく、地域のことを知ることのできるプログラムとして評価いただきました。

海のお仕事の持続可能性

初めは苦戦していたカキむき体験もコツをつかむと夢中になっていきました。「この仕事ならずっとやりたい!」という参加者もいて終始楽しい雰囲気のプログラムでした。

一方で、太田社長から教えていただいた地域のカキ養殖事業者数と、カキ自体の漁獲量の減少に関するお話しは深刻なもので、地域の人口減少と高齢化に伴う新規就漁者の減少という社会構造的な問題と、20年前と比較して収穫量が4分の1に減少という気候変動及び海洋環境問題の両方が影響しており、海のお仕事の厳しさを教えていただきました。

特に、近年の夏の海面温度の上昇はカキの成育に深刻な影響を与えており、気候変動に強い養殖方法についても試行錯誤しているというお話には子どもたちも引き込まれていました。

カキは美味しいし、海をきれいにする役割を担っているにも拘わらず、近年その養殖事業の持続可能性が危ぶまれているということを学び、自分たちがカキや海に対してできることを考えるよいきっかけになったのではないでしょうか。

この体験をきっかけによりカキや海に興味を持ってくれる子どもたちが増えることを願っています。

参加した子ども・保護者からの声

・カキ1つで1日分のお風呂の水量をきれいにしてくれるとなると、イカダに吊るされているカキ全部ですごい量の海水をきれいにしてくれていることがわかり、感謝しようと思った。(参加した子ども)

・普段スーパーで目にするカキがこんなに手間がかかって出荷されているとは知らなかった。特に地域の詫間産のカキを食べて応援したいのでこれからは産地を確認して買おうと思いました。(参加した子どもの保護者)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:50人

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