海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

【海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃】を開催しました!

一般社団法人IKUHART企画は、令和6年7月〜10月に兵庫県淡路市野島蟇浦の北淡県民サンビーチで、「海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃」を開催。播磨灘の海と環境を考え体験する事業として行い、多くの方にご参加いただきました。

2024.12.26

一般社団法人IKUHART企画は、播磨灘の海と環境を考え体験する事業として、令和6年7月から10月にかけて、兵庫県淡路市野島蟇浦の北淡県民サンビーチで、【海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃】を開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃
カヤック体験  北淡県民サンビーチ内で海の安全講習会
        カヤックの操船練習と体験
生き物観察会  堤防や磯を歩いて海上から生き物観察・生態系の話
        魚捕り網や観察かごを持って海中に入り生き物採取と生き物調べ
ビーチクリーン活動 北淡県民サンビーチの海浜清掃と隣接する海岸清掃
日程
2024年
第1回、第2回 7月7日(日)午前の部、午後の部
第3回、第4回 9月29日(日)午前の部、午後の部
第5回、第6回 10月6日(日)午前の部、午後の部
開催場所
兵庫県淡路市野島蟇浦 北淡県民サンビーチ
参加人数
158名
後援
兵庫県淡路県民局、淡路市、淡路市教育委員会
協力団体
北淡震災記念公園、北淡子育てネットワーク推進協議会

第1回 7月7日(日)午前 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

淡路市野島の北淡県民サンビーチで開催したカヤック体験と生き物観察会、ビーチクリーン活動に、淡路市、洲本市、神戸市、播磨町からたくさんの方が参加してくれました。今年度から開催するカヤック体験に向けて、春から淡路県民局、淡路市役所と打ち合わせを重ねてきました。淡路市が管理する北淡県民サンビーチの利活用として、トイレ、シャワー、更衣室が完備されたコンクリート製の東屋を、無償で使えることになりました。さらに、新たに購入する3人乗りのシットオンカヤック6艇、パドル、ライフジャケットなどの用品も、更衣室などを管理することを条件に無償で利用できることになりました。4月からはDIYでカヤックラックを制作したり、同法人が関係する美大生と試乗を重ねたり、開催準備を進めました。

第1回を6月9日(日)に予定していましたが、強風により参加者の多数が初心者であった懸念から危険と判断して延期となりました。しかし、親子でのカヤック体験に参加の要望が多くあり、7月7日(日)に午前の部を第1回、午後の部を第2回として開催しました。

第1回は、淡路島で長年カヤックの指導をされている大磯文化と自然を守る会の城下さん、第2回は、大阪から淡路島に移住して10年のカヤックの指導員の資格を持つ北陸さんを講師としてお招きしました。

参加者は、海浜上でひとり1本ずつパドルを持ち指導員の指示で、前に進む、右に曲がる、左に曲がるなど、危険回避の操船の練習をして、カヤックに乗り込み海に漕ぎ出しました。北淡県民サンビーチは、一文字と堤防に囲まれているので、波が穏やかで初心者の練習には最適な環境です。転覆や沈没の心配が少ないシットオンのレジャーカヤックのため、参加者はすぐに漕ぎ慣れて、一文字を回ったり、指導員のかけ声でカヤック競争をしたり、それぞれに楽しんでいました。また、子ども用の小さなパドルも用意していたため、未就学の子どもでも自分で漕げることができたので、楽しみながら自信もついたようでした。

第2回 7月7日(日)午後 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

この日の生き物観察会の講師は、第1回午前の部は、元釣り具SHIMANO社員で昨年淡路島に移住された河村さん、第2回午後の部は、当法人の海と環境の事業を進める成藤が担当しました。

河村さんは参加者に対して、堤防の上から藻場の重要性や魚の種類などを丁寧に話をしてくれました。海の透明度と魚が群れて泳いでいる様子は大人も子どもも歓声を上げて見学をしました。

午後の部では、植物プランクトンから人の口に入るまでの食物連鎖の話や瀬戸内海の貧栄養化の話も盛り込みながらの体験学習をしました。目の前には最高の教材、藻場があり小魚から大きな魚まで泳いでいるので、実際に海の環境を見て触れながら理解してくれました。また、保護者の皆さんも誰一人飽きることなく最後まで話を聞いてくれました。

子どもたちの一番のお楽しみは、海に入ること。堤防の上から海を見学しながら講師の話を聞いたあとは、海浜におりて海に入ります。海中めがねと魚採り網と観察かごで生き物を採取して、最後に採取した生き物を参加者たちで調べて話し合いました。海藻をごっそり魚採り網で採取するとたくさんの小さなかにが入ってきます。海が綺麗なので岩場にはアメフラシもいます。魚を網で採取することは難しいですが、海の生き物が豊かなので、子どもたちはたくさんの生き物を観察かごに採取してくれました。

第3回 9月29日(日)午前 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

淡路市野島の北淡県民サンビーチで開催したカヤック体験と生き物観察会、ビーチクリーン活動に、淡路島の島内外から多くの方が参加してくれました。参加者多数のため、午前の部は2チームに分けて活動しました。

毎回、カヤック体験と生き物観察会を開催した後は活動した場所のビーチクリーンを呼びかけて、海浜や隣接する海岸の清掃活動を実施しています。今回も、漂着した海洋ごみをたくさん集めることができました。一昨年度、昨年度に実施したビーチクリーン活動を中心とした実施の募集では参加者が目標数まで集まらなかったため、今年度はカヤック体験と生き物観察会をきっかけに海の環境に興味を持ってもらいたいという思いで企画しました。そのおかげで今年は多くの方に参加いただきましたが、清掃活動を最後に行うことで参加者全員での清掃活動が叶わなかったため、来年度はプログラムの順序などに工夫が必要だと課題を感じることも出来ました。

回収した海洋ごみは、スタッフが翌日月曜日朝に北淡震災記念館所有の軽トラックを借りて、淡路市のごみ処理施設夕陽が丘処分場へ搬入しました。

第4回 9月29日(日)午後 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

秋以降のカヤック体験の講師を、淡路島でいざなぎSUPを運営しB&Gの指導員の資格をもつ植野さんにお願いしました。B&Gで長期の研修を受けている植野さんは、分かりやすい実践を交えた指導をしてくださいました。

まず実施することは海の安全講習会です。ライフジャケットを正しく着用して、漂流したときに見つけてもらいやすい長時間の浮き方、ペットボトルやクーラーボックスなどを使った浮き方など救助される側の実地訓練。その後、救助する側の方法と心構えを訓練しました。この事業を企画したときは、少しでもカヤック体験の時間を確保するために、海の安全講習会を最低限の内容で開催していたのですが、植野さんが指導することになってからは、保護者から海で安全を確保する方法を知れたことがとても良かったと多くの感想を聞きました。もちろん、カヤックの乗り方や降り方、操船の説明や練習もとても丁寧に指導されたので、今まで以上に参加者が安心して活動する様子を感じました。指導員の植野さんの許可を得て、1歳児や2歳児も保護者と一緒にカヤックに乗り、海上から箱めがねで魚がたくさん泳いでいる海の中を覗くこともできました。昨今の報道から海は危険な場所、汚い場所などの印象もあり海水浴などの海離れが進んでいますが、私達の活動でひとりでも多くの方が海に親しむきっかけとなり、海が好きになる子どもが増えて欲しいと思います。

第5回 10月6日(日)午前 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

淡路市野島の北淡県民サンビーチで開催したカヤック体験と生き物観察会、ビーチクリーン活動に、淡路市、洲本市、明石市、神戸市から多くの方が参加してくれました。今年度から、淡路市の子育て支援ネットワーク協議会がチラシの配布や広報の協力してくれているので、地元の淡路市北淡地区から参加されるご家族が増えました。過疎化高齢化する地区であるため、都市部に比べて体験活動や習い事が少なく子どもたちが外に出て体験し自然に触れる機会が少ない地域と言われています。そんな開催地で、地元の子どもたちが多く参加してくれたことはとても嬉しいことです。

カヤック体験も生き物観察会も海に入る活動なので、10月という時期は少し肌寒く感じました。そんな中でも生き物観察会では、多くの子どもたちが海中めがねをつけて海に潜って生き物を採取しました。この事業に対して、淡路市が無償で提供してくれている更衣室やシャワー室、日よけ風よけになる東屋が利用できることが非常にありがたかったです。この日は参加者が風邪をひかないように、活動後にシャワーを浴びて着替えを終えてから生き物調べを実施しました。落ち着いて生き物調べができたので、学習した内容が定着しより深まったようでした。

またビーチクリーン活動後は、当法人が得意とする海洋ごみを使った造形アート作品の制作を実施して作品を持ち帰ってもらいました。1年目の事業ですが、スタッフにも活動の中で余裕が出てきて、参加者がさらに楽しめるプログラムを提案して開催してくれています。

第6回 10月6日(日)午後 海と環境 カヤック体験と生き物観察会、海浜清掃

毎回活動後は参加者とスタッフが一緒に片付けを行います。青いたらいに水を張り、ライフジャケットや海中めがねや魚捕り網などの潮抜き、カヤックやパドルの水洗いをし収納します。どの子どもたちも海遊びや水遊びが大好きなので、大きなシャワー室があるにも関わらず、毎回小さな青いたらいに入って水の掛け合いをして大はしゃぎです。子どもたちは、カヤック体験をしても海に潜って生き物と触れ合っても大喜び、そして片付けの時間までも元気いっぱいに楽しんでくれます。私たちスタッフは子どもたちの笑顔から元気をもらい、事業を推進する力をもらっています。相当な体力を必要とするイベントですが、参加者もスタッフも一緒になって楽しみながら学ぶことができる素晴らしい事業だと感じました。現代の子どもたちがさらに強く逞しく賢く育ってほしい。そんな願いから来年以降も事業の継続を目指します。

この日は、岩場できれいな白うみうしを見つけることができました。参加者全員が水族館以外で、生きたうみうしを見るのが初めてだということで観察したり写真を撮ったりと大人気でした。瀬戸内海では貧栄養化、海洋漂着ごみなど多くの海洋問題を抱えていますが、淡路島北淡の海は、天然鯛も真たこも鰤やハマチも豊漁、海苔の色づきもよくて豊かな海です。次世代を担う子どもたちに、豊かな海の環境を感じてもらいながら、海に親しむ事業をこれからも推進していきます。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:158人