日本全国の大学生230名が参加!千葉県の九十九里浜全域66キロを清掃!
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に千葉県の九十九里浜全域の清掃活動を実施。道具の使い方や土嚢の作り方の研修も行うなど、実践的に学ぶことができました。
2024.09.26
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、9月1日から5日まで千葉県の九十九里浜全域の清掃活動を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
清掃活動、研修
日程
2024年9月1日(日)~5日(木)
開催場所
千葉県九十九里浜全域
参加人数
IVUSAの大学生230名
台風の影響で多くのごみが海岸に漂着
前半隊(1日~3日)と後半隊(3日~5日)に分け、千葉県の九十九里浜全域を清掃しました。台風10号の影響もあり、子ども向け環境プログラムや一般参加の受け入れは中止し、IVUSAの会員のみでの清掃となりました。
暑い中ではありましたが、活動の前には円陣を組み、お互いに励まし合い、適宜休憩を取りながら進めました。台風の影響で例年よりもごみが多く、5日間で合計1,659袋のごみを回収することができました。ペットボトルや漁網、ビニールが多かったです。
活動だけでなく実践的なトレーニングも実施!
また、活動で使われる道具の使い方や土嚢の作り方を学ぶ研修も行いました。参加した学生は、「学んだことを活かし、今度は災害救援の現場でも活動したい」と言っていました。
その後はグループ対抗で先ほど学んだ道具を使った借り物競走をし、土嚢の作成速度を競いました。実際に道具に触れることで実践的な学びとなりました。
参加した学生の感想
清掃活動を行っていると、海にいる方から声をかけてもらうことも多い。土地柄サーフィンをしている方から感謝されることが多く、清掃活動を通じたコミュニケーションが生まれる。ごみを拾わなくてもいい社会が多くの方に伝わるよう、これからも活動していきたい。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:230人