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日本全国の大学生と韓国の大学生、対馬市の市民が協働!日本で最も漂着ごみ問題が深刻な対馬市で海岸清掃活動を実施しました!

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、長崎県対馬市の井口浜や越高海岸で清掃活動を実施。「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信しました。

2024.09.18

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、8月24日から26日まで長崎県対馬市の井口浜や越高海岸で清掃活動を実施しました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

清掃活動とワークショップ
日程
2024年8月24日(土)~26日(月)
開催場所
長崎県対馬市井口浜(24日)
越高海岸(25日、26日)
峰地区公民館(ワークショップ)
参加人数
IVUSAの大学生58名、韓国の大学生・教員38名、大阪青年会議所(JC)の学生40名、対馬市民約100名
後援
長崎県、対馬市

日韓の大学生が国境の島・対馬で海洋ごみ問題に挑戦!

8月24日に、「2024日韓市民ビーチクリーンアップワークショップ」が開催されました。この事業は2003年から始まったもので、対馬市役所と釜山外国語大学が中心となって実施しています。今回IVUSAも共催という形でかかわらせていただきました。

対馬市北部の井口浜で、IVUSAの大学生、韓国の大学生、大阪青年会議所(JC)の学生、対馬市民合わせて200人以上が漂着ごみを回収しました。ごみの分別の方法を確認しながら、楽しく交流しつつ、ごみを拾いました。例年に比べ比較的ごみは少なかったのですが、1時間の清掃で漁具を中心にトン袋17袋(17,000リットル)のごみが集まりました。

午後は、峰地区公民館に移動し、IVUSAの学生、海洋ごみアーティストのヤンクラ氏、釜山外国大学、対馬市役所、一般社団法人対馬CAPPAからパネリストが登壇。パネルディスカッションを通し、対馬の海洋ごみ問題解決のためにどのような協働ができるかについて話し合いました。

2日間で総計8万リットルのごみを回収!

8月25日・26日は越高海岸でIVUSAの学生が中心となって清掃しました。
井口浜と比べ漂着ごみが非常に多く、暑い中ではありましたが、学生同士お互いに声を掛け合い、励まし合いながら活動した結果、以下のようなごみを回収することができました。

発泡スチロール 14,100リットル
廃プラ 32,000リットル
リサイクルプラ 15,000リットル
魚網 10,400リットル
ペットボトル 7,000リットル
不燃物 500リットル
可燃物 1,000リットル

対馬の海の魅力も満喫!

また8月25日の午後には、砂浜遊び、シーカヤック、魚捌き体験のグループに分かれてアクティビティを楽しみました。対馬の綺麗な海を体感し、海の幸を味わうことができ、どのグループも対馬の魅力を知ることができました。

参加した学生・現地の方の感想

・対馬の海洋ごみ問題は予想以上に深刻でした。一方で対馬の美しい自然も体験できて、実際に清掃活動に参加できて本当に良かったです。(参加した大学生)

・今回は回収結果もさることながら、皆様の活動姿勢、熱意が参加した対馬市民に伝わったように思います。皆様は被災地でボランティア活動を継続的に行っているでしょうから、体力には自信がおありだと思います。ただし年々気温が上昇している対馬での夏の海岸清掃の際は、くれぐれも無理をせず活動を続けてください。(カウンターパートの一般社団法人対馬CAPPAの末永通尚理事)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:236人